【漫画】本編を読む

「オレは帰るから残りの仕事はお前がやっとけ」と命令口調の上司に「了解しました」と返事をした部下。「目上の人には『承知しました』だろうが！言い直せ」と上司が迫ったコハラモトシ(@kohara_motoshi)さんの「パワハラをポジティブに受けとるヤツ」を紹介しよう。部下のポジティブ過ぎるメンタルや解釈に「スカッとする！」「このくらいの強いメンタルが欲しい」など、前向きになれる漫画として人気が集まる。


■ポジティブも行き過ぎるとギャグになる？







「批判や反論などの“意見”であれば、今後のためにもしっかり受け取るのですが…、暴言や悪口などの“誹謗中傷”は真面目に受け取る必要がないですからね(笑)。そんな感じで、“自分ならこうする”というのを、ギャグとして表現しました」と本作に込められた思いを語る、作者のコハラモトシさん。パワハラ上司とそれを圧倒する折れない強靭なメンタルを持つポジティブ社員との関係性をコミカルに描く本作には「ヤバすぎて、腹がよじれた」「これぐらいのポジティブ思考が欲しい」などの称賛コメントが多く寄せられた。

日ごろから「自分にとってプラスになるように捉えたり、前向きに考えたりと意識している」と話すコハラさんにとって、ギャグを思うままに描いた本作はいわゆる“一発ネタ”(出オチ)の作品なのだそう。“まさにポジティブも行き過ぎるとギャグになる”ということを体現した本作が生まれたきっかけについては「物事は捉え方次第で良くも悪くもなりますので。この『パワハラをポジティブに受けとるヤツ』も自分ならこう捉えると考えた」のだと教えてくれた。

コハラさんは動物やマスコットキャラやデフォルメイラストを多く描いており、本作は他の作品と比べても少し異色であるといえるのだが、作中のどんな暴言を吐かれても一枚上の受け取り方や顔面で闘うシーンなどは思わず爆笑してしまうほど愉快である。予想を上回る思考回路のオチにスカッとしたいという方はぜひ本作を読んでみてほしい。



取材協力：コハラモトシ(@kohara_motoshi)


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