【動画】田中圭や林遣都が主演する舞台も放送…「'24年公演舞台プレイバックSP」予告
CS放送「衛星劇場」では「‘24年公演舞台プレイバックSP」と題して、2024年に上演された舞台18作品を12月に特集放送。田中圭主演の舞台「Medicine メディスン」、林遣都主演のM&Oplaysプロデュース「帰れない男~慰留と斡旋の攻防~」など話題のステージがラインアップ。こまつ座「夢の泪」、舞台「カルメン故郷に帰る」、ミュージカル「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」(木内健人出演回)はテレビ初放送となる。
■‘24年公演舞台プレイバックSP
12月1日(日)放送ラインアップ
■三上博史 歌劇 ―私さえも、私自身がつくり出した一片の物語の主人公にすぎない―
朝11:30から放送
【番組詳細】
かつて寺山修司監督の映画「草迷宮」で俳優デビューを果たした三上博史が、ゆかりの紀伊國屋ホールで、寺山の世界の心髄を描き、数々の名作を熱唱・熱演。空想の大女優・影山影子など、寺山が作り出した役を生きる。
■舞台「西遊記」
昼1:15から放送
【番組詳細】
花果山の石の卵から生まれた孫悟空(片岡愛之助)は天上界で大暴れし、玉帝(曽田陵介)の怒りを買い、五行山に封じ込められるが、五百年後、三蔵法師(小池徹平)に助けられ、有難いお経を取りに行くお供をすることに。奇妙な縁から、猪八戒(戸次重幸)と沙悟浄(加藤和樹)、そして玉竜(村井良大)が一行に加わり、5人揃って天竺を目指す長い長い旅が始まる。
■舞台「う蝕」
昼4:15から放送
【番組詳細】
小さな漁村、沈丁花が見事に咲く瑞香院という神社、あとは海沿いのささやかな温泉があっただけのコノ島が、25年前のリゾート開発でおかしなデザインのホテルが建ったり、温泉施設ができたり、本土との定期連絡船が設定されたり、随分様変わりした。そのことが直接関係あるわけではないだろうが、コノ島を「う蝕」が襲い、島のあちこちを陥没させて、たくさんの人を飲み込んだ。
■こまつ座「夢の泪」(※テレビ初放送)
夜6:30から放送
【番組詳細】
「夢の泪」は井上ひさしが新国立劇場のために書き下ろした「東京裁判三部作」の第2作目として、2003年に上演。「東京裁判三部作」は、「夢の裂け目」(2001年)、「夢の痂」(2006年)とともに、「戦争」そして「東京裁判」を当時の市井の人々の生活を借りて見つめ、「東京裁判」の、そして「戦争」の真実を改めて問うた作品群。
日本人として避けては通れない硬質な問題を提起しながらも、笑いと音楽をふんだんに盛り込み、数々の名曲を生んだこのシリーズ作品の一作を、初演から20年以上を経た2024年、こまつ座での初上演を収録。
12月7日(土)放送ラインアップ
■M&Oplaysプロデュース「帰れない男~慰留と斡旋の攻防~」
夜5:30から放送
【番組詳細】
思い返すと、その屋敷は確かに立派な門構えではあったが、迷子になるほど中が広大だったとは、男(林)は思いもしなかった。男は、気まぐれに親切にした若い女(藤間爽子)に招かれそこへ来た。最初、女はこの屋敷の女中かと思っていたら、実は主人の女房だった。
■舞台「笑わせんな」
夜10:45から放送
【番組詳細】
関西演劇界で注目を浴びる福谷圭祐(匿名劇壇)による新作戯曲。そして、大人計画の松尾スズキ氏の他、数多くのキャスト・スタッフから絶大な信頼を寄せられる怪優・オクイシュージによる、大胆かつ繊細な演出の傑作舞台。「くすぐりサークル」を舞台に、相容れない他者との触れ合いや、自身の欲望との向き合い方などについて描かれるブラックコメディ。
12月8日(日)放送ラインアップ
■舞台「あゝ同期の桜」
昼3:00から放送
【番組詳細】
錦織一清演出・出演でおくる特攻隊員たちの青春群像劇。海軍飛行予備学生十四期会による遺稿集「あゝ同期の桜帰らざる青春手記」。毎日新聞社をもとに榎本滋民が手がけた名作を舞台化した本作は錦織一清が演出を手掛ける。劇中の戦時中を笑顔で強く生き抜こうとする登場人物たちの姿が胸を打ち、多くの好評の声が寄せられた京都公演を放送。
■舞台「カルメン故郷に帰る」(※テレビ初放送)
夜5:30から放送
【番組詳細】
日本初のカラー映画として上映された昭和の名作を初めて舞台化。主人公リリィ・カルメンを演じる藤原紀香に所縁の深い和歌山県紀の川を舞台に、都会でストリッパーとして華やかに活躍するカルメンと紀の川で暮らす人々との絆を描く。価値観の違いや家族とのすれ違いにも真っ向から挑んでいくカルメンのひたむきで逞しい姿は、今を生きるすべての人々に元気を与える。
12月14日(土)放送ラインアップ
■イッツフォーリーズ公演 ミュージカル「鉄鼠の檻」(北村諒 出演回)
夜7:30から放送
【番組詳細】
舞台は昭和28年初春。古物商を営む今川雅澄は、明慧寺の僧侶、小坂了稔から〈世に出ることはあるまじき神品〉を買い取って欲しい、との依頼を受け、箱根山中の「仙石楼」に投宿する。食客として逗留していた老医師、久遠寺嘉親と碁を打つ日々を送りつつ、了稔からの続報を待つ今川。
しかし、そんな彼の前に突如現れたのは、座禅を組んだような姿勢のまま死んでいる、小坂了稔の遺体であった。周りに足跡はなく、不可解な現場に旅館は騒然となる。
12月15日(日)放送ラインアップ
■ミュージカル「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」(相葉裕樹出演回)
朝10:45から放送
【番組詳細】
19世紀はまさに音楽に魅了された時代だった。数多の音楽家が誕生し、人々はその才能を愛で、その美しい調べに酔いしれ、音楽が世界を支配したその時代に突如として音楽史に登場し、音楽の世界を支配した漆黒のヴァイオリニストがいた。ニコロ・パガニーニ。彼には常にある噂がつきまとった。悪魔と契約し、魂と引き換えに音楽を手に入れた…。街外れの十字路で悪魔アムドゥスキアスと血の契約を結んだ彼は、100万曲の名曲の演奏と引き換えに、命をすり減らしてゆく事になる。
■ミュージカル「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」(木内健人出演回)(※テレビ初放送)
昼1:30から放送
【番組詳細】
音楽の悪魔と契約したヴァイオリニストの生涯を描くオリジナルミュージカル。物語と音楽が互いを高め合い、観る者の心を揺さぶる、劇作家・藤沢文翁が創り出す作品は、かねてより「歌わないミュージカル」と評されてきた。そんな藤沢オリジナル作品の一つであり、東宝初の朗読劇として2012年にシアタークリエで上演した本作は2022年にミュージカル化され、その壮大な世界観と、多彩でダイナミックな音楽で観客を魅了し大きな反響を呼んだ。
■イッツフォーリーズ公演 ミュージカル「鉄鼠の檻」(横田龍儀 出演回)
昼4:30から放送
【番組詳細】
ミュージカル化で話題を呼んだ、京極夏彦原作の「魍魎の匣」(講談社文庫)に続き、京極夏彦原作の百鬼夜行シリーズからのミュージカル化二作目、ミュージカル「鉄鼠の檻」。
前作に続き、小西遼生演じる京極堂ほか百鬼夜行シリーズお馴染みのキャラクターに扮する魅力的なキャストたちが登場。今回も同シリーズの中から「読む隕石」とも称される本作が、演出家・板垣恭一の手によってミュージカル化される。
■PARCO PRODUCE 2024「ハムレットQ1」
夜7:15から
【番組詳細】
デンマーク王が急死、王の弟クローディアス(吉田栄作)が王妃と結婚して王の座につく。悲しみに沈むデンマーク王の息子の王子ハムレット(吉田羊)はある日、父の亡霊と会い、その死がクローディアスによる毒殺だと知る。ハムレットは狂気を装い、復讐を誓うのだった。
12月22日(日)放送ラインアップ
■彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.1「ハムレット」
朝11:00から
【番組詳細】
吉田鋼太郎が新しく立ち上げた「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」。記念すべき第一作として、シェイクスピア不滅の金字塔「ハムレット」に挑んだ。シンプルなセットがゆえにキャスト一人ひとりの芝居が引き立つ。開幕以降、連日補助席を販売する程注目を集め、ただならぬ熱量で観客を魅了した。
■舞台「Medicine メディスン」
昼2:30から
【番組詳細】
アイルランド生まれの劇作家・脚本家のエンダ・ウォルシュ。そのエンダ・ウォルシュによる最新作「メディスン」は、ウォルシュがアイルランドの精神病院で患者とみなされた人たちがどう扱われてきたかを読んだこと、そして老人ホームへ移った自身の母親とアルツハイマー病の人々を見たことに大きな影響を受けて創作された作品。2021年に初演を迎えるとイギリスの新聞各紙に絶賛のレビューが掲載され、瞬く間に演劇界を席巻した。
■ミュージカル「モンパルナスの奇跡~孤高の画家モディリアーニ~」
昼4:15から
【番組詳細】
ストレートプレイからミュージカルまで様々な作品を手掛けるG2が長年構想を温めてきたオリジナル・ミュージカル。20世紀初頭、モンパルナス界隈の芸術が溢れかえっていた時代を題材に繰り広げられる本作。この激動の時代を生き、芸術界において“稀代の美男芸術家”と言われるアメデオ・モディリアーニを浦井健治が演じ、G2と初めてのタッグを組む。
■ミュージカル「この世界の片隅に」大原櫻子・村井良大出演回
夜6:30から
【番組詳細】
日本中が涙した不朽の名作が、アンジェラ・アキのオリジナル楽曲に乗せて、世界初のミュージカル化。
こうの史代による原作漫画は、太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が淡々と丁寧に描かれ、それゆえにいっそう生きることの美しさが胸に迫る。2度にわたる映画化、実写ドラマ化と、様々に形を変えて永遠に残り続けるであろう不朽の名作を、ミュージカルとして新たに上演。
12月29日(日)放送ラインアップ
■ミュージカル「この世界の片隅に」昆夏美・海宝直人出演回
朝11:15から
【番組詳細】
脚本・演出は上田一豪。ミュージカル全編を彩る珠玉の音楽を手掛けるのは、2014年の渡米からミュージカル音楽作家として10年ぶりに再始動するアンジェラ。キャスト陣には、絵を描くことが大好きな主人公の浦野すず役を昆と大原がWキャストで、すずが嫁ぐ相手の北條周作役を海宝と村井のWキャストで上演。
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