北米で異例の大ヒット!イマジネーション・ホラー映画『SKINAMARINK/スキナマリンク』予告編解禁

映画『SKINAMARINK/スキナマリンク』ポスタービジュアル (C)MMXXII Kyle Edward Ball All Rights Reserved

北米で異例の大ヒット!イマジネーション・ホラー映画『SKINAMARINK/スキナマリンク』予告編解禁

11月21日(木) 12:00

北米で異例の大ヒットを記録したホラー映画『SKINAMARINK/スキナマリンク』より、本能的な恐怖を刺激する予告編とポスタービジュアルが解禁された。

【動画】不穏すぎる!『SKINAMARINK/スキナマリンク』予告編

本作は、人々の悪夢を再現した短編映像をYouTubeチャンネルに投稿し、新鋭の映像作家としてキャリアを重ねるカイル・エドワード・ボールの長編監督デビュー作。制作費はわずか1万5000ドルにもかかわらず、692館という異例の規模で北米公開され、最終興行収入は約200万ドルという驚異の数字をたたき出した。

真夜中に目が覚めた2人の子供、ケヴィンとケイリーは、家族の姿と家の窓やドアがすべて消えていることに気づく。取り残された2人は、歪んだ時間と空間に混乱しながら、暗闇に潜む蠢(うごめ)く影と悪夢のような恐ろしい光景に飲み込まれていく―。

まるで現実と悪夢の境界を彷徨うような実験的な映像と解釈を委ねるミニマリスティックな演出が、魅惑的でおぞましい映像体験へと誘う本作。暗闇に照らされた異様な光景を目の前に、身体は恐怖に縛られ、自ずとかき立つ想像力によって見る者をさらなる阿鼻(あび)叫喚の渦に突き落とす―。

予告編は、窓やドアがすべて消えてしまった家に取り残された2人の子供、ケヴィンとケイリーが、2階で目撃した“何か”についてひそひそ声で話す不穏なシーンから始まる。いつもとは様子が異なる暗闇に包まれた部屋で、テレビの光や懐中電灯などの僅かな明かりを頼りにその正体を探ろうとするが、闇に身を潜めた不気味なおもちゃや髪の長い謎の人物、不吉に繰り返されるカートゥーンアニメの音楽など、次々と不可思議な光景を目の当たりにしていく…。

ざらついたVHSの映像のような荒い画質と、ノイズを主体とした怪しい映像が、観る者の想像力を試していく不気味な予告となっている。

ポスタービジュアルは、「躙(にじ)り寄る悪夢。」というコピーと共に、薄暗い廊下に座り込むケヴィンの後ろ姿が、なぜか上下逆さまで切り取られたもの。さらに天井へと伸びる底知れぬ暗黒の光景に得体の知れない不安を覚える、目に見えない恐怖がじりじりと迫りくるような気配を感じさせるビジュアルとなっている。

なおカイル・エドワード・ボール監督は本作の功績が認められ、日本でも人気を獲得した『ヘレディタリー/継承』や『ミッドサマー』を手掛けた製作会社「A24」とタッグを組み、次回作となるホラー映画『The Land of Nod(原題)』を制作することも発表されている。次世代のホラー映画の盛り上げ役として、活躍が期待されている存在だ。

映画『SKINAMARINK/スキナマリンク』は、2025年2月21日より全国公開。

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