昨年大会は3パットが7回 岩井明愛は苦手なコーライグリーンのリベンジへ「いいゴルフがしたい」

国内メジャー初優勝へ意気込みを語った岩井明愛(撮影:福田文平)

昨年大会は3パットが7回 岩井明愛は苦手なコーライグリーンのリベンジへ「いいゴルフがしたい」

11月21日(木) 9:00

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<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 事前情報◇20日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6497ヤード・パー72>

来季の米国女子ツアー進出を目指し、双子の妹・千怜とともに12月5日からの最終予選会(米アラバマ州)に挑む岩井明愛.「今年最後の日本ツアー。すごく楽しみにしています」とワクワクしていた。今季平均ストロークは69.8342。昨年もチャンスがあった「70」切りは、初出場だったこの大会でついえたが、今年はトータル9オーバーでクリアする。



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「そこは全然考えていません。気持ちよくQシリーズに臨むためにも、いいゴルフがしたい。その結果が優勝だったら最高です」

今週もテーマに掲げる「楽しむ」を実現するには難敵のコーライグリーンの攻略がカギとなる。初の年間女王の可能性も残していた昨年はトータル4オーバーの24位で終戦だった。アンダーパーで回ったのは初日と最終日の「71」の2度にとどまり、60台は一度もなかった。「プロになるまでほとんど回ったことがない」という馴染みの少ないコーライグリーンの強い芝目に苦しみパット数は初日から「31」→「31」→「28」→「34」。3パットは4日間で7回を数えた。

「このコースはやっぱりグリーンですね。しっかりパターの芯でボールをヒットし、真っすぐ転がす。インパクトがすごく大事だと思います」

今季は畑岡奈紗と並んで日本人最上位の11位となった「AIG女子オープン」(全英)など海外メジャー5試合すべてに出場し、全試合で予選を通過した。海外の多様な芝でプレーした経験も総動員して臨むシーズン最終戦。「今週はいいゴルフをしして、一日一日を楽しみたい」。コースへのリベンジも期す4日間。今年は難敵をねじ伏せてバーディを量産する。(文・臼杵孝志)


<ゴルフ情報ALBA Net>
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