かなりの費用と時間をかけた不妊治療を経て、第2子を授かったときの話です。2人とも同じ産院で出産をしたのですが、下の子は上の子と7年差での出産だったため、ほとんど忘れていることが多く、妊娠中もまた一からという気持ちでいました。しかし、産院の助産師さんや看護師さんにとっては「経産婦さん」という感覚だったようで、産後のいろいろな指導も省かれていることが多く……。
助産師さんからまさかの言葉
第2子出産後の初めての沐浴の日、方法についてこちらから質問をしたときには、ややきつい口調で「7年前に教えてますよね?」と言われ、その後さらに「記録にも残ってますけどね」と言われました。忘れてしまった私が悪いのかもしれませんが、そんな言い方をしなくてもいいじゃない! と思ってしまいました。そのときは「すみません」とこちらから謝りましたが、今でも腑に落ちず、産後のメンタルが弱っている人にかける言葉だったのか、と疑問に思います。
産院の助産師さんはみんなやさしい人だというイメージでしたが、そうでない人もいることがわかりました。相手のこともよく考えてから発言することは大切だと、身をもって実感した私。人を傷つけてしまわないよう、言葉には気をつけようと反面教師にした出来事でした。
著者:田中 楓/40代女性・会社員
結婚17年目の会社員。不妊治療で2児を授かり、子育て奮闘中。
作画:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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