Netflixの大ヒットシリーズ「イカゲーム」のシーズン2に出演しているイ・ビョンホンが「シーズン2はシーズン1を上回る出来栄えです」と断言。主人公ギフン役のイ・ジョンジェ、セールスマン役のコン・ユら続投キャストも口を揃えて自信を語っており、映画やドラマシリーズで示唆されがちな“続編はつまらない”というジンクスは、「イカゲーム」には当てはまらないようだ。
本作は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生を諦めかけた者たちが“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を懸け、“誰もが知る子どもの遊び”になぞらえた「負けたら即死」のイカれたゲームに巻き込まれていくサバイバルスリラー。勝敗の行方はもちろん、ゲームの裏に隠された謎に迫るサスペンス、争う者同士の思惑や動機が絡み合い生まれる濃密な人間ドラマも描かれ、世界がこの“遊戯”に熱狂している。
1991年に俳優としてデビューして以降、数々の名だたる賞を受賞し、韓国を代表するトップスターとして名を馳せたイ・ビョンホン。シーズン1においては、ゲームを指揮する謎に包まれたキャラクター・フロントマン役として、視聴者に強烈なインパクトを残していた。シーズン2については、ファン・ドンヒョク監督の手によって大ヒットを記録したシーズン1を“超える”作品に仕上がっていることを告白している。
「2作目のジンクスについてよく取り沙汰されますが、シーズン2はシーズン1を上回る出来栄えです。シーズン2の脚本はこれ以上ないほどの完成度だと思っていましたが、監督が現場で少し修正を加えると、見事により一層磨きがかかりました。監督のストーリーテラーとしての天才的な実力には本当に魅了されますよ」
イ・ビョンホンが演じているフロントマンは、フード付きのコートに黒い仮面を被ったゲームの運営責任者で、過去に一度プレイヤーとしてゲームに参加し優勝した経験を持つ未だ謎多きキャラクター。シーズン1第8話では、兄を探しゲームに潜入していた弟・ジュノ(演:ウィ・ハジュン)の前でマスクを剥がしてその姿を披露。一瞬の登場だったにもかかわらず、カリスマ性溢れる別格のオーラで世界中を魅了した。
シーズン2では、ソン・ギフンがゲームで優勝してから3年後――。残酷なゲームに終止符を打つため、黒幕を明らかにしようとギフンが再びゲームに足を踏み入れる。果たしてギフンはフロントマンの素顔にまでたどり着くことができるのか?謎に包まれたフロントマンの詳細は明らかになるのだろうか……?
イ・ビョンホン以外のキャスト陣もシーズン2には強い自信を語っている。主人公ギフン役のイ・ジョンジェは「もちろん、シーズン2には大きなプレッシャーを感じていました。準備には頭をたくさん使いましたし、リハーサルも何度もやりました。ただ、この作品に多くの情熱を注いだ監督やスタッフの大変さは私の比ではなかったでしょう。彼らのおかげで、チーム一丸となって素晴らしいシーズン2を作れたと思います」と説明。プレイヤーをゲームに誘う謎のセールスマン役のコン・ユも「シーズン1は世界中で大人気だったので、シーズン2でこの役の登場シーンが増えると聞いてうれしい反面、緊張を覚えましたね。ファンの期待に応えることにプレッシャーを感じましたが、精一杯頑張りました」と語っている。
Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン2は、12月26日に世界独占配信開始。
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