今は中学生になる第1子がまだ1歳半ぐらいだったころのことです。自宅で髪の毛をセルフカラーすることにした私。そのときに夫がボソッと言ったひと言はショックすぎて、今も忘れられません。
それどころか私はおそらく一生夫を恨むのかもしれません……。
一生恨んでしまいそうな夫の発言
第1子を出産後、初めての育児に追われ、美容院になかなか行くことができなかった私は、髪がずっとボサボサでした。自分の姿を鏡で見るたびにすごくみすぼらしく感じてしまい、落ち込んでいたように思います。
ある日、せめてもの気分転換にとセルフカラーをすることにしました。カラー剤を買ってきて、子どもが寝た隙を見て、カラー剤を塗布しました。すると、待ち時間ももう少しで終わるというタイミングで子どもが起きてしまったのです。
けれどもその日はちょうど夫が休みで家にいたので、「少し◯◯(子どもの名前)を見ていてくれる?」と頼みました。
すると夫はすごく嫌そうに「母親のくせに髪なんか染めて…」とボソッと言ったのです。
「母親のくせにって何!?」と私はとてもショックを受けました。お風呂場でカラー剤を洗い流しながら涙があふれ出て、ずっと泣いていました。そのころは慣れない育児で体も心もしんどいと感じていて、毎日ギリギリで生活をしていたのもあり、夫のひと言で私の心の中で何かが壊れた気がしました。
母親がおしゃれをすることを否定する夫にドン引きしましたし、その日からずっと夫のことを少し冷めた目で見てしまう自分がいます。
「子どもを見ておくからたまには美容室に行っておいでよ」と妻に言うタイプの友人の旦那さんが羨ましく、夫には爪の垢を煎じて飲ませてやりたいというのが本音です。しかし、このときのことを後日、夫に話してみたところ全く覚えていないと言うので話し合いすらできませんでした。夫の考え方を垣間見た気がしてショックでしたが、今後、何かあったらその場で話し合って、少しずつ歩み寄っていけたらと思っています。
著者:中村優子/30代女性/結婚10年目になる主婦。3人の子どもがいる。義実家との関係で悩み中。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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