11月22日はマーク・ラファロとスカーレット・ヨハンソンの誕生日…アベンジャーズペアのこれまでの関係と活躍を振り返る

「アベンジャーズ」ハルク/ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2024 Marvel

11月22日はマーク・ラファロとスカーレット・ヨハンソンの誕生日…アベンジャーズペアのこれまでの関係と活躍を振り返る

11月21日(木) 17:05

「アベンジャーズ」ハルク
【写真】「アベンジャーズ」で燃え盛る火の中、活躍するブラック・ウィドウ

劇場映画やドラマシリーズ、アニメーションなどを世に送り出してきたマーベル。怒りで凶暴なモンスターに変身する天才科学者の“ハルク”ことブルース・バナーと、スパイとして育てられたエージェントの“ブラック・ウィドウ”ことナターシャ・ロマノフは、“アベンジャーズ”の一員として幾度も世界を救ってきた。11月22日は、ハルク役のマーク・ラファロと、ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンの誕生日。今回は、ファンを注目させてきたペアのこれまでの関係と活躍を振り返る。

■2人の初めての出会いと共闘…「アベンジャーズ」(2012年)

ロキの侵略計画で地球滅亡の危機が迫る中、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の長官ニック・フューリーは、ヒーローたちが集結したチーム「アベンジャーズ」を結成することを決意。S.H.I.E.L.D.のエージェントとして万能な戦闘スキルを兼ね備えたナターシャ・ロマノフは、ブルース・バナーが医師として働き身を潜めていたインドへと派遣され、協力を要請することに。

初対面の2人は警戒し合っていたが、ナターシャの説得によってブルースはアベンジャーズに加わることになった。ロキとの戦いでは、ハルクのパワーを制御できなくなったブルースが、ナターシャを襲いそうになるハプニングが発生するも、最後は見事な連携プレーで侵略を防ぐことに成功。初めての共闘は波乱に満ちたものだった。

■2人が恋に落ちる…アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)

冒頭から勃発する戦いで、ハルクに変身して誰も手が付けられない状態になっていたブルースを見事に手懐けたナターシャ。彼女はハルクを落ち着かせてブルースに戻す役割を担うだけでなく、ブルースと交流を深め、誰よりも彼を理解しようとしていた。

そんな中、ブルースは敵に洗脳されたことでハルクに変身し、街中で暴れてしまい、世界中から非難を浴びる羽目に。ブルースは甚大な被害をもたらし人々を傷つけたことに責任を感じ、罪悪感を抱く。

彼に歩み寄ったナターシャは「あなたが逃げるならどこまでも付いていく」と想いを告げ、自身の思い出したくない暗殺者としての過去を打ち明けるなど心を許した。その後の暴走する人工知能ウルトロンとの最終決戦では、ブルースが敵陣に捕らえられたナターシャを助け、ナターシャがハルクになることを躊躇(ちゅうちょ)するブルースの手助けをするなど、コンビネーションの良さを魅せつける。

しかし、ブルースは敵を蹴散らしたジェット機に乗り込んだまま現実から逃げるように遠くに飛び立ってしまい、2人は別々の道へ。
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」ブラック・ウィドウとハルク


■怒りと悲しみに満ちた最期の別れ…「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)

ブルース、ナターシャらアベンジャーズが再集結した「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)で“最凶最悪”の敵・サノスに敗北し、世界の半分の生命が消えてから5年。ナターシャは家族との生活を優先していたアイアンマンに代わって、アベンジャーズのまとめ役を務めており、ブルースは自身の知性はそのままに、肉体だけハルクに変身する研究を成功させていた。

そんなブルースの元に訪れたナターシャたちは、サノスを倒すための秘策であるタイムトラベル技術の開発を依頼。ブルースは開発者としてナターシャは助手として実験に没頭した。

そして、完成したタイムトラベル装置を使ってアベンジャーズはそれぞれ過去に行き、任務をこなすことに。各々が任務を成功させ無事に現代へ戻ってくるも、ナターシャだけは任務を遂行するために自らの命を犠牲にすることを選び、帰還することは無かった。

ブルースはナターシャがいないことに誰よりも早く気付き、悲しみに打ちひしがれていたが、ナターシャのためにもサノスを必ず倒すことを決意し、仲間と力を合わせて見事に成し遂げた。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」ブラック・ウィドウ


■「ブラック・ウィドウ」「ホークアイ」には新ヒーローが登場

ブルースとナターシャの功績は今もなおマーベルファンの心に刻まれているが、マーベル作品ではそんな二人の想いを受け継ぐ新ヒーローが登場する。「ブラック・ウィドウ」(2021年)では、ナターシャと同じ暗殺者として育てられた“妹”エレーナの存在が明らかに。「ホークアイ」(2021年)で再び登場した彼女は、ホークアイと対峙し彼を暗殺するべく波乱を巻き起こした。

さらに、2025年のゴールデンウイークに公開予定のヴィランたちが主役を務める「サンダーボルツ*」にもメインキャラクターとして登場することが決まっており、既に存在感を魅せている。そして、ブルースは「エンドゲーム」後、「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022年)に登場。

弁護士でいとこのジェニファーがある事故をきっかけに、ハルクのパワーを手に入れシー・ハルクとなってしまい、指導者として彼女に力の使い方を教えては、ヒーローとしての戦い方を叩き込んでいた。今後の作品でブルースが再び登場するかどうかは謎に包まれているが、ブルースとナターシャの意思を継ぐジェニファー、エレーナら新たなヒーローたちの活躍にも注目。現在、あらゆるジャンルの人気作が、ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」にて配信中。
「ブラック・ウィドウ」ナターシャとエレーナ



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