11月20日(水) 13:00
プロ6年目の山路晶は平均飛距離が251ヤードを記録。毎年、250ヤード前後の平均飛距離をマークしている飛ばし屋・山路に飛ばすコツを教えてもらった。
山路晶はインパクトでお腹をヘコませて250Y飛ばしていた!ドライバースイングをチェック【写真】
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私はドローヒッターですが、やっぱりドローボールの方がランが出るので飛距離は稼げます。軌道はインサイド・アウト軌道で少し右に打ち出しますが、気を付けないといけないのが上体の伸び上がりです。
インサイド・アウト軌道で打とうとすると、上体が伸び上がる人が多い。上体が伸び上がると、インパクトで力が入らずコスリ球になってしまいます。
前傾角度をキープするには、インパクト前後でミゾオチにギュッと力を入れて、お腹をヘコませること。お腹をヘコませると上半身が浮かなくなり、体幹に力が入るのでインパクトが力強くなります。少し背中を丸めて打つ感覚です。
もう一つ、ドローボールを打つために大切なのは、切り返した瞬間に左足を踏み込むこと。左足を踏み込めば下半身リードになるので、インサイドからヘッドが下りてきます。上半身が先に動くとカット軌道になってスライスのミスが出やすいので注意してくださいね。
■山路 晶
やまじ・あきら/ 1998年生まれ、宮城県出身。2019年のプロテストに合格し、今季はこれまでレギュラーツアー33試合に出場。平均飛距離10 位を記録。森六グループ所属
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