須賀達郎氏の人気漫画「ボールパークでつかまえて!」のテレビアニメ化が決定し、2025年に放送されることがわかった。ファイルーズあい、猪股慧士が主演を務めるほか、ティザーPV、スタッフ、キービジュアルなども発表されている。
原作は、「モーニング」(講談社刊)で連載中の笑顔と涙あふれる球場コメディ。とあるプロ野球の球場を舞台に、見た目はギャルだが、性格は純情な新人のビール売り子・ルリコ、仕事帰りに球場に立ち寄って野球観戦することが心の拠り所の村田をはじめとする、球場に集うさまざまな人物たちの人間ドラマを描く。原作単行本は、11月21日に最新15巻がリリースされる。
ファイルーズあいは千葉モーターサンズスタジアムで働くルリコ、猪股は社畜サラリーマンで、ルリコの最初の常連となる野球観戦マニアの村田を演じる。
ティザーPVでは、ルリコと村田の出会いのシーンや、球場で働くルリコ、野球観戦を満喫する村田の姿などが描かれているほか、千葉モーターサンズのメンバー、球場で働く警備員、観客など、球場の“住人”たちも登場する。
スタッフには、「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」の北村淳一を監督に迎え、シリーズ構成を「ゾンビランドサガ」の村越繁、キャラクターデザインを「バスカッシュ!」の飯田史雄が担当する。音楽は「NieR:Automata Ver1.1a」のMonacaが手がけ、アニメーション制作は「シュート!Goal to the Future」のEMTスクエアードが担う。
キービジュアルには、ビールの売り子として働くルリコのほか、バックスクリーンに映る村田、球場マスコット、観客らが描かれている。
ファイルーズあい、猪股、原作者の須賀氏からのコメント全文は以下の通り。
【ファイルーズあい(ルリコ役)】
ルリコ役を演じさせていただきます、ファイルーズあいです!
学生時代、球場の売り子さんに憧れてバイトしてみたいなぁと思っていた時期もあったので、今作で声優として売り子さんの擬似体験ができて、とっても嬉しいです!
登場キャラクターたちもとっても個性的で、野球初心者の方にもわかりやすいストーリーになっていますので、ぜひお楽しみに!
【猪股慧士(村田役)】
この度、村田役を演じさせていただきます!猪股慧士です!
「ボールパークでつかまえて!」、観客、球場スタッフ、選手たちと、色々な人たちのドラマが「球場」という場所で描かれています。
そして普段はあまり知ることのない、球場で働いている人たちの仕事風景なども作中を通して知ることができるのが、従来の野球漫画にはない、野球に詳しくない人でも読みやすい魅力的な作品だと思います。
村田を初めて見たときは、「ものすごく疲れてそうな人だな」と思ったのが第一印象でした(笑)
大人しいのかと思っていたら、想像以上に喜怒哀楽が出るキャラクターで、野球も自分でデータを取るほど詳しくて。
僕自身も野球好きですが、改めて用語などを勉強し直しました。
村田の野球愛、そしてルリコにからかわれあたふたしている姿を精一杯表現しています!
是非よろしくお願いいたします!
【須賀達郎(原作)】
アニメ化決定の報告を受けた時は、驚きすぎて時が止まったような感覚になりました。本当に嬉しかったです。
プロ野球の球場全体を舞台にした作品は珍しいかと思いますが、ビール売り子のルリコを始め多くのキャラクターが賑わうこの世界をきっと楽しんでいただけるのではないかと思います。
原作を読んでくださっている方もアニメからの方も一緒に盛り上がって最高の「ボールパーク」にしていければ嬉しいです。
アニメ「ボールパークでつかまえて!」をよろしくお願いします!
【作品情報】
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ゾンビランドサガ
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(C)須賀達郎・講談社/「ボールパークでつかまえて!」製作委員会