【画像で確認】鉄道会社社員からWebライターに。スキルゼロでも活躍できるために必要な4つのこと
育児をしながら仕事をするのは簡単ではありません。忙しさから余裕がなくなってしまい疲れ切っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は未就学児3人の子育てをしながらスキルを身につけ、現在はフリーランスWebライターとして活動している河村夢美さん(@_ymm.life)にお話をうかがいました。
河村さんは育児をしながらインスタグラム運用やWebライターの仕事に挑戦し、在宅ワークをかなえました。育児と仕事との両立は簡単ではありませんでしたが、その都度気持ちを立て直してくれたのは「言葉」だったそうです。
今回の記事では、育児と仕事の両立が辛い時に励まされた言葉について教えてくれました。
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こんにちは!河村夢美です。現在2歳の娘を自宅で育児しながら在宅ワークをしています。職業はWebライターです。
出産前は鉄道会社に勤めていましたが、育児休職をきっかけに働き方を見直しました。昨年末に退職し、今年の2月からWebライターとして活動しています。
育児と仕事との両立は決して楽ではありません。子どもの体調不良で思うように仕事ができなかったり、自分の余裕のなさから子どもに怒ってしまい罪悪感でいっぱいになったりしたこともありました。
しかしその時に救ってくれたのは、大切な人たちからの言葉でした。今回は育児と仕事の両立が辛い時に支えてくれた言葉を紹介します。
■1.「時間がない」と口にするのをやめる
私は在宅ワークを始める前に、インスタグラム運用に興味を持ちました。しかし当時は双子がまだ2歳で手がかかり、一人で自由に過ごせる時間は双子を寝かしつけた後くらいでした。
「インスタグラム運用をやってみたいけれど、時間がないなあ…」
しかしその時にふと、高校時代にお世話になった部活の恩師の言葉を思い出しました。
「『時間がない』は言い訳だよ」
仕事と部活動の顧問の両立で休む暇もないはずの恩師にそう言われ、忙しいを言い訳に部活と勉強の両立を疎かにしていた自分が恥ずかしくなった記憶が蘇りました。
再びこの言葉を思い出した私は「時間がない」と口にするのをやめ、その代わりに「忙しいけどどうしたらできる?」と考えるようにしました。
すると寝かしつけ後の時間を少しずつ勉強に使えるようになり、興味のあったインスタグラム運用も始められたのです。インスタグラム運用は3年間継続し、今では収入にもつながっています。
「時間がない」と口にするのをやめて考え方を変えただけで、少しずつ自分のために使える時間が生まれました。気付いたら在宅ワークも実現していて、あの時考え方を変えて本当に良かったと思っています。
■2.子どもの頑張りを無駄にしないくらい、私も頑張る!
在宅ワークを始めて数ヶ月後。子どもを寝かしつけた後だけでは時間が足りなくなり、自宅保育をしていた娘を一時保育に預けることにしました。
「自分のやりたい仕事のために娘を預けていいのだろうか…」
娘を一時保育に預けることにどこか罪悪感を感じていました。娘も預けられるたびに大泣き。何も悪いことはしていないはずなのに「ごめんね」という気持ちでいっぱいでした。
その時に救ってくれたのが、バブリーたまみさんの投稿です。バブリーたまみさんも保育園に預けるたびに泣く子どもを見て罪悪感を感じた経験があったそう。しかしある時を境に「子どもの保育園での頑張りを無駄にしないくらい私も頑張ってくる!」と考え方を変えたそうです。結果、前向きに子どもを保育園に預けられるようになり、子どもも笑顔で保育園に通えるようになったという投稿でした。
この投稿をきっかけに「お互いに頑張ろう!」と娘に堂々と言えるような仕事をしよう、と覚悟を決められました。
現在も娘は別れ際にはまだ泣いてしまいます。しかし、先生や友達と楽しく遊べる時間が段々と増えているようです。私も仕事に集中できる時間が増え、一時保育を利用するという自分の決断を心から肯定できるようになりました。
■3.24時間365日かわいい子はいない
未就学児3人の子育ては、とにかく体力勝負です。どこでも走り回り、話を聞いてくれないのは日常茶飯事。さらに仕事のスケジュールが重なっている時に限って、寝かしつけに時間がかかったり子どもが体調を崩したりして、私はどんどん心の余裕を失っていきました。
「早く寝てくれないかな」「大人しくしてくれないかな」気付けばそのようなことばかり考えている自分に気付き、落ち込みました。
「子どもたちと笑って過ごせる余裕をなくしてまで、仕事を頑張る理由ってあるのだろうか…」
その時に友達がかけてくれた言葉が「24時間365日かわいい子どもはいないよ」です。たしかに自分自身も幼少期は親に散々心配をかけ、叱られたり親の手を煩わせていたりした経験があると思い出して、一気に心が軽くなりました。「子どもをかわいいと思えない自分を責める必要はなく、かわいいと思えるような心の余裕を取り戻せばいいだけだ」と気付き、救われました。
そして自分を責めるのをやめたら、少しずつ心の余裕も取り戻せたのです。自分の考え方一つで、見える世界は変わると改めて気付いた出来事でした。
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河村さんは在宅ワークと子育ての両立が大変な時こそ周囲の言葉を素直に受け入れ、気持ちを切り替えていたそうです。たった一言で考え方や見える景色はガラッと変わります。
そのきっかけはSNSの投稿や、誰かの一言など本当にさまざまです。つらいときは誰かに話してみると、思わぬ視点からアドバイスをもらえるかもしれませんね。
▶プロフィール
河村夢美
フリーランスWebライター。双子と2歳児の母。働き方に悩み、育休中に鉄道会社を退職。現在は2歳児の自宅保育と在宅ワークをしながら、働き方に悩む子育て世代に向けて在宅ワークをかなえる方法やリアルな体験談を発信中。
文=YY
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