11月20日(水) 11:45
愛知県豊橋市の無添加・手づくりパンの店「うさぱんや」は、今年のボジョレーヌーヴォー解禁日である11月21日(木)を前に、「うさぱん’s シュトレン」2,300円(税込)を販売している。
同商品は、ワインに合うスパイス強めな同店オリジナルシュトレン。テイクアウトのみで販売しており、購入後は冷暗所で保管しながら、クリスマスにかけて少しずつ味わってみて。
無添加の手づくりパンの店「うさぱんや」
2019年4月に開店した「うさぱんや」は、住宅街に佇む、隠れ家的でアットホームな町のパン屋。特に原材料にこだわっており、食品添加物を使用していない。
同店では、パンを通じて健康になってほしいとの想いから、食物繊維が豊富な「ライ麦パン」を作ったり、小麦アレルギーの人でもパンを楽しんでもらえるよう「米粉パン」をつ作ったりと、パンがもっと身近な存在となるよう尽力している。
具材たっぷりでスパイシーなシュトレン「うさぱんや」は、代表の田中真由美氏が修行先のパン屋「ポン・デ・アスカル」の店主の高齢化に伴う閉店をきっかけに、「心からパンが好きだ」「味を引き継ぎたい」という想いからオープンした店でもある。
同氏がオープン時より大切にしてきたことは、パンを通じて「季節を感じてもらうこと」。春は「ごぼうパン」、秋は「りんごパン」など、旬の素材を活かした商品を春夏秋冬で展開してきた。
前勤務先で「世界のパン」づくりを学んできた同氏は、フランスパンやドイツのハードパンなどがある中、クリスマスを感じられるドイツ発祥のシュトレンに強いこだわりをもって作ってきたという。
「うさぱん’s シュトレン」の特徴は、“ところ狭し”と敷き詰められた、豊富な具材。シュトレンの断面を切ってみると、外側から「アイシングシュガー層」「バター層」「生地の表層(焼き目)」「生地の中層(複数スパイス)」「材料」と、マニアックな“萌え断”を見ることができる。
また、この内の「材料」として、自家製ラムレーズン、クランベリー、オレンジピール、シトロンピール、アーモンドなど、複数の具材が“ところ狭し”と練り込まれている点にも注目だ。たくさんの具材を使用している理由は「いろんな具材を入れて、いろんな味・食感を楽しんでほしいから」だという。
さらに、生地にもこだわりがある。同店のモットー・無添加であることはもちろん、シナモン、ナツメグ、カルダモン、クローブなど複数のスパイスを独自にブレンドした「シュトレン・スパイス」を使った生地は、シュトレン特有の風味でスパイシーな仕上がりに。そこに、アイシングシュガーとバターが溶け込こむことで、風味が豊かになり、味わい深くなるそう。
ワインやウイスキーとの相性は抜群!
「うさぱん’s シュトレン」は、ややスパイスが強めだが、ワインやウイスキーとの相性が抜群。10月上旬に東京で開催された酒屋による展示会にて、「うさぱん’s シュトレン」の試食が行われた際、複数の酒屋から「美味い!ワインやウイスキーに合う」と評価されたという。
お酒以外のドリンクでも、「うさぱん’s シュトレン」とのマリアージュを楽しむことは可能だ。紅茶と一緒に同商品を食べると、紅茶がシュトレンの甘味や旨味を引き立たせてくれる。日常の中にも上品さを感じられる組み合わせとなるだろう。
また、甘党の人には牛乳がおすすめ。子どもと一緒に食べるときにも良さそうだ。
今年のボジョレーヌーヴォー解禁、その後のクリスマスにかけて、少しずつ「うさぱん’s シュトレン」を食べて、冬のはじまりを感じてみては。
■うさぱんや
所在地:愛知県豊橋市上野町新上野75-2
営業時間:10:00~19:00
定休日:毎週日・月曜日 ※営業日カレンダーは公式Instagramで確認を
公式Instagram:https://www.instagram.com/usa_panya?igsh=eXBhcXZqNGlhbmhh
(Haruka Isobe)