日本のEVの3台に1台は日産サクラが占めているんです!
排出ガスを出さない新時代のモビリティとして、普及が進んでいるEV(電気自動車)。興味がある人も多いのでは?でも、「走りや乗り心地はどうなの?」、「充電はどうやるの?」、「そもそもロングドライブできるの?」等々、不安に感じることもありますよね。
そこで今回は、軽EVの「日産サクラ」を使ってロングドライブを体験!秋の鎌倉を日産サクラでドライブし、海沿いのレストランで美味しいランチを堪能してきました。
■気軽に日常使いできる軽EV「日産サクラ」でドライブへ!その走り心地は?
今回一緒に旅に出るのはシルキーライラックカラーの日産サクラ。コンパクトなフォルムと洗練されたデザインが素敵ですよね。
日産サクラは、日本の狭い道路にピッタリな「軽自動車」とパワフルな「EV」を掛け合わせて生まれた「気軽に日常使いできる軽EV」。24年度上期の販売台数は、22年度からずっとEVナンバーワンを獲得していて、なんと日本のEVの3台に1台は日産サクラが占めているんですよ。
その人気の秘密が知りたい!ということで、いざ鎌倉へ向けて出発です!
乗り込む前にまずは車内をチェック。運転席周りはカジュアルさと上質さを兼ね備えていて、運転するワクワク感を掻き立てられますね。液晶メーターと大きなナビも高級感がある〜!
さらに前部座席、後部座席ともに足元広々。EVのバッテリーを薄型にしてフロアの下に敷いたことで、室内空間が広く作られているのだそう。シートはソファのようにリラックスできる座り心地で、これならロングドライブも楽しめそう!
それではさっそく、横浜の日産自動車のグローバル本社を出発して、リビエラ逗子マリーナへ向かいます。目的地までは、首都高速道路や横浜横須賀道路を使って、約30キロの道のりです。日産サクラはEVならではの加速力があるので、高速の合流も余裕でした。
気持ちのいい秋晴れで最高のドライブ日和。車内の会話も弾みます♪
……と、ここで気づいたことが!
普段乗っている車だと、声が聞き取りづらくて会話の音量が大きくなりがちなのですが、EVの日産サクラなら、ガソリン車に比べて遮音性が高いから、家の中にいる時のような静かなトーンでも難なくお喋りできちゃうんです。何気ない会話が疲れないって最高!
高速道路では、運転支援システム「プロパイロット」も試してみましたよ。
プロパイロットとは、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を車がアシストしてくれる機能。まずは、プロパイロットスイッチをONにして、設定したい速度で走ります。そしてSETスイッチを押したときの速度でプロパイロットが開始します。速度は+ボタン、−ボタンで調整することができます。
車が白線を検知するからカーブでも車線からそれずに走ってくれるし、前を走る車との車間距離もしっかりキープしてくれました。
す…すごい!今どきの車、賢すぎる〜!
ハンドルが自動で動くという初めての体験にかなりドキドキしましたが、これは慣れてしまえば高速道路の運転がすごく楽になりそうです。
高速を降りるとくねくね曲がった上り坂が登場。
さすがはEV!普通の軽自動車なら、「ブォォーン」と苦しい音が聞こえてきそうな急な坂道も、もたつくことなくスーッと加速していきます。小回りしやすく、カーブのハンドリングも気持ちいい!
アクセルペダルだけで加減速できる「e-Pedal Step」をオンにすれば、下り坂でアクセルから足を離しても、急加速せずにゆっくりと下っていくことができました。
■リビエラ逗子マリーナに到着!ランチの間に日産サクラを充電しよう
一時間程度のドライブでリビエラ逗子マリーナに到着!乗り心地の良さのためかあっという間に感じました。
ここで、ランチの間に日産サクラを充電をしちゃいましょう!充電ポートの上部が普通充電、下部が急速充電です。家で充電する時は普通充電、外出先などで素早く充電したい時は急速充電と、充電の速度に応じて使い分けできるんですね。
急速充電器での充電だと、約40分でフル充電できます。充電器は、日産販売店やショッピングモール、サービスエリア、道の駅などにも設置されていますよ。
※一般ご来場者用には上記写真とは別のエリアにEV充電スポットあり
充電コネクタをカチッと音がするまで差し込むと充電開始。自宅だと、夜寝る前に普通充電しておけば、朝100%の状態で出かけることができるんですね。まさに、スマホを充電するのと同じような感覚です。1回のフル充電で走行できる距離は約180kmなので、日常使いするには十分な航続距離と言えそうです。
ちなみに、別売りのパワームーバーがあれば、EVから電気製品に電気を供給することもできちゃうんですよ。日産サクラのバッテリーは20kWhと一般家庭の1日〜2日分の容量があり、災害時に避難所でスマホを充電したり、電気ケトルでお湯を沸かしたりすることも可能。
一般的な発電機のように大きな音もしないし、いざという時の安心感にも繋がるし、正直これにはかなり心を掴まれました!
■非常時にはEVを蓄電池として活用!リビエラ逗子マリーナの取り組み
リビエラ逗子マリーナを展開しているリビエラグループでは、福利厚生としてEV購入補助制度も導入して、社員にEVへの乗り替えを推奨しているのだそう。マリーナ内の「マリブホテル」宿泊者専用駐車場には充電スタンドが多数設置されているんですよ。また、非常時にはEVを蓄電池として活用し、ホテルの照明やコンセントに電力を供給できる充放電システム「Y2B(Vehicle to Buildingの略)」を日本のホテルでは初めて導入しています。
他にも、さまざまなSDGsの取り組みが。リビエラ逗子マリーナって、おしゃれなだけじゃない、環境にやさしい施設なのですね!
■「マリブファーム 逗子マリーナ」でランチタイム♪旬野菜と名物ビーフバーガーに感動!
ランチをいただくのは、「マリブファーム 逗子マリーナ」。L.A.マリブから日本に初上陸したセレブ御用達のレストランで、地元湘南の新鮮野菜や相模湾の魚介類を使用したメニューが楽しめます。
ランチのアペタイザーバーには、旬の野菜をたっぷり使った料理がズラリと並んでいてとってもヘルシー!身体の中から綺麗になれそうな、彩りある料理をいただきました。
ビーフ100%パテをサンドしたマリブファームビーフバーガーは、オープン以来変わらない人気の一品。肉厚なパテは噛みごたえ十分で超ジューシー。ハラペーニョを使用したオリジナルのアイオリソースが味の決め手です。あまりのおいしさに「ハンバーガーの概念が変わった…!」と思わず感動してしまいました。
■鎌倉をのんびり巡ってから帰路へ。ドライブって楽しい!
ランチを堪能したあとは、鎌倉を少しドライブしてから横浜まで帰ります。江ノ島を目指して海沿いの道を走っていると、車窓からは秋を感じる湘南の海と江ノ電の姿が。この日は晴れていたので遠くに富士山も見えました。
普段は買い物や用事でしか車に乗らないけれど、たまにはこうやってのんびりドライブするのっていいものですね。実用性だけじゃない、車の楽しさを再発見する一日となりました。この日の走行距離は約70km。途中で充電しましたが、充電なしでも電池の残量は十分余裕がある感じでした。
日産サクラの一日試乗体験を実施している日産の販売店は全国にあるので、「軽EVってどんな感じ?」と思ったら、ぜひ一度乗ってみてください!
取材・文=宇都宮薫
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