11月20日(水) 9:20
ここでは、場所代が無料で利用できるスポットを紹介します。
図書館は公共の施設でありながら、パソコンの持ち込みが可能なケースも多く、無料で快適に作業できる場所の一つです。
また、最近ではWi-Fiや電源が完備された図書館も増えており、効率的に仕事を進められる環境が整ってきています。声を出せないためWeb会議は難しいかもしれませんが、一人で静かに集中して作業したい方にはおすすめの施設です。
自然の中で心をリフレッシュさせながら作業をしたい方に、公園はぴったりの場所です。新鮮な空気を吸い込めば、デスクワークからくるストレスを軽減できます。また、仕事の合間に散歩したり、運動できたりもします。
コワーキングスペースは、異なる職業の人たちが机やいす、会議室などを共有して利用するオフィス環境です。
最近では、無料で提供される場所も増えてきて、デスクやWi-Fiが用意されているケースも多くあります。また、異業種の人と情報・意見交換など交流を図ることで、人脈を広げることができます。
マイカーの中は完全なプライベート空間であり、集中して作業をしたい方におすすめです。周囲の音から隔絶された環境は、作業を行うのに適しています。
気分転換をしたいときにはドライブしたり、ラジオを聞いたりできるのも魅力の一つです。自宅での作業中に生活音や家族の気配が気になる方は、車の中で作業をしてみてください。
ただし、ポケットWi-Fiや電源を自分で用意する必要があります。また、車内の温度調整が難しいので、夏と冬は向いていないかもしれません。
ここでは、快適なリモートワークスペースを選ぶためのポイントを紹介します。
リモートワークを継続するためには、コストの負担をかけすぎないことが大切です。どんなに快適な環境でも、ビジネスホテルを利用するのは経済的に厳しいと感じる人も多いでしょう。
まずは、自分の生活スタイルを見直し、どの程度までの場所代であれば許容できるか考えてみてください。
低コストで考えると、カフェであればコーヒー代などの数百円程度で利用できます。また、時間貸しのコワーキングスペースもコストを抑えながら作業を行いたい人に適しています。
社外秘の重要な文書を作成する際には、情報漏えいのリスクを考慮する必要があります。カフェなどの人が多い場所では、パソコンを後ろからのぞかれたり盗まれたりすることがあるかもしれません。
また、オンラインミーティングをする際には、周囲の人に業務内容が漏れてしまったり、機密情報や顧客データが外部に流出したりする恐れもあります。さらに、Wi-Fi環境が脆弱であれば通信が傍受される恐れもあるため、セキュリティー対策を事前に実施することが大切です。
生産性を向上させるためには、自分が集中できる環境を選びましょう。静かな場所で作業をしたい方もいれば、適度な雑音があった方が集中しやすいと感じる方もいます。
なお、一人で集中して取り組むべき作業や、周囲と話し合いながら進める作業など、作業内容によって適した環境は異なります。集中できるシチュエーションは人それぞれ異なるため、まずは自分にとって心地よい空間を探してみましょう。
リモートワークには、集中できる作業環境の確保が大切です。自宅以外にも無料で利用できるスポットは多く存在します。
図書館や公園、コワーキングスペースなど、それぞれの場所には特徴があるため、自分のスタイルやニーズに合わせて選ぶとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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