俳優の火野正平さんが11月14日に亡くなったことがわかった。享年75。所属事務所が公式サイトで発表した。
公式サイトでは「弊社所属俳優火野正平が令和6年11月14日 享年75にて逝去いたしました」と報告。「4月より持病である腰痛の治療に励んでおりましたが夏の腰部骨折を機に体調を崩し最期まで仕事復帰を願っておりましたが叶いませんでした自宅で家族に見守られ穏やかな最期でした」と伝えた。
葬儀は家族葬ですでに執り行われ、「この訃報にて弊社とご家族からのお知らせとさせていただきどうか静かに見送らせてください」としている。
火野さんは1962年にTVドラマ「少年探偵団」でデビューし、子役として活動をスタート。NHK大河ドラマ「国盗り物語」(73)の豊臣秀吉役で注目される。初主演作「俺の血は他人の血」(74)でスクリーンデビューを果たすと、以降は「極道の妻たち 危険な賭け」(96)、「梟の城」(99)、「六本木錬金の帝王 カポネ」(03)など、時代劇や任侠ものを中心に数多くの映画やTVドラマに出演。
NHK連続テレビ小説「芋たこなんきん」(06)ではヒロインの叔父役で出演し、お茶の間で人気を集めた。主な近作は「終戦のエンペラー」(13)、「そこのみにて光輝く」(14)、「Fukushima 50」(20)、「わたしの幸せな結婚」(23)、「ラストマイル」(24)など。「君たちはどう生きるか」(23)では大伯父役の声優を担当。
NHK BSプレミアムの旅番組「にっぽん縦断こころ旅」(11~)では、自転車に乗って全国を旅する様子が人気を集めた。
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君たちはどう生きるか
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