11月20日(水) 5:00
ヒゲ脱毛とは、男性の顔のヒゲを対象に行う脱毛のことです。脱毛の種類としては主に医療脱毛と美容脱毛があります。医療脱毛と美容脱毛の違いは、医療行為に該当するかどうかです。
医療脱毛は医療行為に該当し、レーザーや針を用いて発毛組織にダメージを与えます。医療脱毛は高出力のため痛みは強いものの、少ない回数で永久脱毛が目指せます。
一方、美容脱毛は医療行為には該当せず、光を照射して発毛組織にダメージを与える手法です。美容脱毛は医療脱毛よりは痛みが少なく、肌への負担は抑えられます。
ただし、ヒゲが一定期間生えてこない状態を維持できるものの、いずれヒゲは生えてきます。本記事では、医療脱毛のヒゲ脱毛のコスパについて、解説していきます。
ヒゲ脱毛に興味がある場合、費用が気になる人は多いでしょう。ヒゲ脱毛の値段は一概にはいえず、クリニックや回数、脱毛の箇所などによって異なります。なおヒゲ脱毛の多くのケースで、1回だけでは効果はほとんど感じられません。
そして、ヒゲ脱毛の費用は一般的に、脱毛箇所が少ないほど、また回数が少ないほど安価になります。
例えば、特定の範囲のみで5回程度の場合、数万円から脱毛が可能です。ただ、脱毛箇所がヒゲの生える箇所全体かつ回数が10回など多い場合は20万円近くかかる場合もあります。
ヒゲ脱毛に行き始めてから、クリニックに行かなくてもヒゲが生えてこなくなるまでにはどれくらいの期間が必要なのでしょうか。こちらも個人差やクリニック差はありますが、おおよそ半年~1年半程度はかかるようです。
なお、最小限の回数でヒゲ脱毛を終わらせるためには、日焼け対策や保湿といった手入れや、日々の生活習慣を整えることが大切です。
ヒゲ脱毛は一度きりでは終わることはまれで、何回もクリニックに通わなければなりません。また、個人差はありますが、生えてこない状態を目指すには20万円程度かかる場合もあります。
ここからは、仮に30歳時点で20万円かけてヒゲ脱毛を行い、その後80歳までヒゲの手入れが不要の場合、コスパ的に良いのか検証してみましょう。
ヒゲ剃りにかかる費用は頻度や使う道具(電気シェーバーやT字カミソリ)などによって同一ではありません。
シェービングクリームの使い方などによっても費用は変わりますが、今回は全国のメンズ脱毛サロン検索ができる「メンズタイムズ」を運営するTRAVEL TIGER(現社名:株式会社totonou)が2021年に公開した、「ヒゲを剃る際に使用するガジェット」に関するアンケート調査の結果を参考にします。
この調査では、ヒゲ剃りにかけている年間費用の平均は3804円です。そのため、30~80歳までの50年間では約19万円になります。仮にヒゲ脱毛で19万円を支払った場合、ヒゲ周り全体がつるつるになった状態も期待できるため、コスパは悪くないといえるでしょう。
また、同調査によると、1回のヒゲ剃りにかけている所要時間の平均は5.8分です。そのため、毎日1回ヒゲ剃りをした場合、年間では約35時間となります。
この時間を最低賃金の全国平均である1055円を基準に賃金換算すると3万6925円で、50年間では184万6250円になります。ヒゲ脱毛はコスパだけでなく、タイパの面でも効果があるといえるでしょう。
ヒゲ脱毛は決して安くはありませんが、長い目で見るとコスパやタイパは悪くありません。
また、人によっては朝にヒゲを剃っても夕方には生えてしまう場合もありますが、医療脱毛によるヒゲ脱毛をすれば常にヒゲ周りを清潔に保てます。また、ヒゲ剃り行為をしなくなることで剃刀負けなど肌トラブルなどからも解放されます。
ヒゲ脱毛はコスパ以外にもさまざまなメリットがありますので、気になる人は近くのクリニックを調べてみるのも良いでしょう。
株式会社TRAVEL TIGER ヒゲ剃りの実情と、自己処理で使用しているガジェット(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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