11月19日(火) 4:30
ひかり電話とは、光回線を利用したオプションサービスです。そのため、インターネットの利用はそのままで、ひかり電話のみを解約することも可能です。ただし、ひかり電話対応機器のルーター機能にインターネット設定をしている場合は、インターネットの利用ができなくなる可能性もあるようです。しかし、新しいルーターや、パソコンなどの通信機器にインターネットの接続設定をすることで、問題なく使えるでしょう。
また、一部のプランでは、ひかり電話とインターネットのセットで割引している場合があります。ひかり電話の解約によって料金が上がるケースもあるため、事前に契約内容の確認が必要です。詳細を知りたい方は、各プロバイダーに問い合わせてみましょう。
次は、ひかり電話を解約することで考えられるデメリットを見てみましょう。
ひかり電話は、従来の固定電話よりも通話料金が安く、光ファイバーの専用帯域を活用しているため通話品質が良好になります。また、ひかり電話を利用することで、携帯電話の電波が届きにくいエリアでも通話できる点がメリットです。
ただし、解約すると、これらの恩恵がなくなってしまいます。また、ひかり電話には緊急通報機能があるため、110番や119番通報時に位置情報を特定できる固定電話としても使えます。そのため、ひかり電話を手放すと、万が一の際に不安要素となるかもしれません。
ひかり電話の基本料金は500円~4000円程度で、比較的安いプランも選択可能です。毎月の通話が多い方は、無料通話分がついているプランを選ぶことで、固定電話にかかるコストをおさえられるでしょう。
しかし、固定電話の使用頻度が少ない場合、毎月500円の利用料でも負担になるかもしれません。そのためひかり電話のみを解約することで、長い目でみた場合に、固定電話にかかる費用を節約できます。ただし、解約時に「解約手数料」が発生することもあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
通常ひかり電話は、インターネット回線のオプションであるケースが多いため、ひかり電話のみ解約しても、インターネットの利用には影響がないと考えられます。普段から通話の利用頻度が少ないご家庭では、比較的安いプランでも、「ひかり電話」のみを解約することで固定電話にかかる費用を節約できます。
一方、契約内容によっては、ひかり電話の解約をすることで今後のインターネット利用料金が変わる場合や、解約に伴い費用が発生する場合もあるため、確認しておくと安心です。
また、普段固定電話の利用が少ない場合でも、緊急通報が必要な場合に備えて継続を検討してもいいかもしれません。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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