桜田ひよりと矢本悠馬が、赤楚衛二が主演する2025年1月期の日本テレビ系ドラマ「相続探偵」(毎週土曜9時)に出演することがわかった。赤楚扮する主人公・灰江七生とともに難解な相続問題に挑んでいく三富令子役を桜田、朝永秀樹役を矢本がそれぞれ演じる。原作キャラクターを再現したビジュアルが披露された。
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【フォトギャラリー】幾田羊氏によるイラスト
原作は、「イブニング」(講談社)で連載されたミステリー漫画。「SPEC」シリーズで知られる人気脚本家・西荻弓絵が原作を手掛け、作画は繊細で美しい描写が特徴の幾田羊が担当。コミカルで斬新な視点から重厚な相続問題に迫るストーリーで人気を獲得した。ドラマは原作者の西荻氏が自ら脚本を執筆し、漫画では気になる形で終わっていた主人公たちの物語がドラマオリジナルで展開される。
主人公は、元弁護士でワケありの経歴を持つ遺産相続専門探偵・灰江七生。クセが強めな人物ながら、高い知性を武器に、個性豊かな仲間たちと協力して複雑な相続問題に挑む。遺産をめぐる家族の葛藤や、隠された真実を、故人の遺志を尊重しながら、鮮やかな推理で痛快に解き明かす展開が見どころの作品となっている。
子役から活動する桜田は、ドラマ「silent」(22年10月期放送)で注目を集め、24年には第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ドラマ「あの子の子ども」で連続ドラマ初主演を果たし、“未成年の妊娠”という繊細なテーマに挑戦。妊娠という現実を前に葛藤しながら、自分の未来と向き合っていく高校生役を演じ、多くの反響を呼んだ。
桜田が演じる令子は、灰江の探偵事務所でアシスタントとして働いており、経理を担当するほか、依頼人や相続人に接近して潜入捜査を行うなど、灰江のサポート役を務める。バイクを乗りこなし、優れた身体能力を持ち合わせている。京都の大学の医学部に在籍していたが、“ある事件”をきっかけに現在は休学している。
桜田は「お二人(赤楚、矢本)との掛け合いがとても面白く、作品にとって非常に重要な要素になっていると感じています。テンポ良く反応していく必要があるので、頭の回転を早めて臨みたいと思います」と意気込みを語った。
数多くの作品で活躍する矢本は、映画「ゴールデンカムイ」(24)では天才脱獄犯・白石由竹役をコミカルに演じるなどコメディからシリアスまで幅広い役柄をこなす実力派。今作で演じる朝永は、元警視庁科捜研のエース研究員という異色の経歴を持つ。現在は民間の鑑定会社に所属しながらも、なぜか探偵事務所に入り浸っている。声が極端に小さいが、自分が得意なことになると早口、そして綺麗な女性に目がないというユニークなキャラクターを体現する。
矢本は「原作のもっている精神性は受け継ぎつつ、自分なりの解釈でドラマ版の朝永を作り上げたいと思っています。そして、灰江とは異なるベクトルで“変人らしさ”みたいなものを表現できたらいいなとも思っています」とコメントを寄せた。
主人公・灰江役の赤楚も、「灰江、令子、朝永の3人の個性的なキャラクターが互いに引き立て合い、独特の化学反応が生まれています。このようなキャラクター同士の掛け合いが新鮮で、とても魅力的に感じました」と自信をのぞかせている。
「相続探偵」は25年1月から、日本テレビ系で毎週土曜9時から放送。赤楚、桜田、矢本のコメント全文は以下の通り。
【赤楚衛二】
◆主人公・灰江七生という役の見どころと演じる上で心がけていること
灰江七生は、元エリート弁護士でありながら、少しワケありの過去を持つ遺産相続専門の探偵です。彼は飄々とした雰囲気ながらも、非常に頭が切れるキャラクターで、難解な相続問題を令子と朝永と共に鮮やかに解決していきます。「灰江七生」はある種の天才で、何手も先まで読んで誘導していく力があるので、そこを意識しながら演じております。あとは猫背ですね(笑)
◆ドラマ原作・脚本を読んだ時の気持ち
台本を読んだ時、それぞれのキャラが立ち、ミステリー要素もあるのですっと読めましたし、イメージもしやすく、余白もあり、自分含め共演者の方がどんな芝居をするんだろうかとワクワクしました。また、灰江、令子、朝永の3人の個性的なキャラクターが互いに引き立て合い、独特の化学反応が生まれています。このようなキャラクター同士の掛け合いが新鮮で、とても魅力的に感じました。
◆作品の見どころと視聴者へのメッセージ
本作は、主人公たちが遺産相続のトラブルや謎を解き明かすミステリー作品です。主人公と個性豊かな仲間たちが相続にまつわる、さまざまな問題や隠された謎に挑み、遺言書に込めた故人の想いを明らかにしていく展開が物語の見どころとなっています。遺産相続というのは誰もが人生の中で一度は経験するもの。それぞれの想いに注目しつつ、軽快な会話も楽しんで頂けたらと思います。
【桜田ひより】
◆令子という役の見どころと演じる上で心がけていること
私が演じる令子ちゃんは、”ある事件”がきっかけで医学部を休学中の学生です。灰江さんのアシスタントとして様々な事件に関わり、真っすぐで喜怒哀楽がはっきりしている一方、冷静な一面も持ち合わせています。また、文武両道でファッションにもセンスがあるいろんな一面を持った女の子です。まだ見せたことない自分の一面を皆さんにお見せできるのではないかと思います。ファッションが好きな所は自分と似ているなと思いました。
令子ちゃんが二人のキャラクターとどう関わっていくのかによって、この作品の流れが大きく変わってくると思いますし、お二人(赤楚、矢本)との掛け合いが作品にとって非常に重要な要素になっていると感じています。テンポ良く反応していく必要があるので、頭の回転を早めて臨みたいと思います。
◆ドラマ原作・脚本を読んだ時の気持ち
原作でも個性溢れる登場人物が出てきていたので、ドラマではどんな感じになるのだろうとワクワクしながら読んでいました。灰江さんのコミカルで飄々としたキャラクターに、令子ちゃんと朝永さんが絶妙なスパイスを加えており、3人のコミカルなシーンを全力で挑みたいと思います。
◆作品の見どころと視聴者へのメッセージ
まだ撮影が始まって数日ですが、魅力的なキャストの皆さん、素晴らしいスタッフの方々と素敵な作品を作っています。2025年1月、クスッと笑えてグッと引き込まれる本当に素敵なドラマが始まります。楽しみに待っていてください。
【矢本悠馬】
◆朝永という役の見どころと演じる上で心がけていること
僕が演じる朝永は、元科捜研のエースであり、探偵事務所の同僚・灰江を支える重要な仲間です。他の作品では見当たらない新鮮なキャラクターなので演じていて楽しいですし、役者として試されているというか修行になりますね。特に、小声で早口という設定なので、どうしてもニュアンスが消えてしまいガチなのでそこは気をつけています。
原作のもっている精神性は受け継ぎつつ、自分なりの解釈でドラマ版の朝永を作り上げたいと思っています。そして、灰江とは異なるベクトルで“変人らしさ”みたいなものを表現できたらいいなとも思っています。
◆ドラマ原作・脚本を読んだ時の気持ち
遺産相続に特化したミステリーという新しい視点で先の展開が読めないワクワク感や、思わずホロッと涙するストーリーに自分もいち読者としてファンになりました。遺産をのこす方がご存命の間と、亡くなった後で周囲の人間関係がどんどん変化していく――その過程が描かれているのもこの作品の面白さだと感じました。
その中で、「誰の手に遺産が渡れば最も幸せなのか?」といったテーマも非常に興味深いポイントだと思います。また、特に印象的なのは、3人の個性的で強烈なキャラクターです。このトリオの間で生まれる化学反応が、物語の大きな見どころになっていくんじゃないですかね。そして、原作では描かれていない続編部分もやるのでどんな話になるのか楽しみです。
◆作品の見どころと視聴者へのメッセージ
赤楚衛二くん演じる灰江と桜田ひよりさん演じる令子、そして僕演じる朝永の個性強めな3人が毎回、展開の読めないミステリーに立ち向かいます!3人の絶妙な関係性や、知っておいて損のない相続豆知識もみどころです!ぜひとも、よろしくお願いいたします!!
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