乃木坂46の岩本蓮加が19日、都内で行われた自身の1st写真集『いたずらな風』発売記念取材会見に出席。ファンに向けてメッセージを伝えた。

【写真】お気に入りカットを紹介する岩本蓮加

マレーシアで撮影が行われた同写真集。異国の地を旅する中で見せたリラックスした素顔から、カジュアルな笑顔、加入当初のあどけなさとのギャップがある20歳の女性然とした大人の顔つきまで、あらゆる表情が収録されているほか、彼女の優しい素顔がのぞける東京での撮影カットも収められている。

冒頭には、同日に乃木坂46の『第75回NHK紅白歌合戦』出場が発表されたことについて聞かれた岩本が「『紅白歌合戦』はグループとしては10回目の出場になるんですけれども、先輩方が作り上げてきたグループを、こうして後輩だけのグループになっても長く続いて、乃木坂を守れているんだなという自信にも繋がっています」とコメント。「こうして改めてグループのみんなで年末、素敵な一年を締めくくれるんだなと思うとすごくうれしい気持ちなので、これから年末に向けて頑張っていきたいなと思っています」と意気込みを語った。

その後、写真集発売の心境を聞かれると「加入した時には12歳だったので、まさかこんな日が来るとは本当に夢にも思っていないくらい、写真集の発売って遠い存在というか」としみじみ。続けて「こうして今、記者会見を開かせていただいて、たくさんの方にお集まりいただいているのも、夢のようですし、実際にいろんな私が詰まった一冊を自分で見るのも楽しかったので、早くいろんな人の手元に届いて、楽しんで見ていただけたらいいなと思っています」と目を輝かせた。

撮影前にはトラブルもあったそうで、「パスポートを忘れて羽田空港に行ってしまって」と告白。「着く直前、羽田空港が見えた瞬間に『私パスポート無い！』ということに気付きまして、急いでマネージャーさんに連絡をして、着いた瞬間にお家に帰ってダッシュでパスポートを取ってギリギリ間に合った」と打ち明け、「ごめんなさいという気持ちであせあせしていたんですけど、なんとマネージャーさんもパスポートが手元に無くて。2人揃ってパスポートが無くて、大変ご迷惑をお掛けしてしまったんですけれど、今となってはいまだに話すくらい『あれはやばかったね』という良いエピソード（笑）」と苦笑した。

さらに、本作への自己採点を求められた際には「“原点”です」と回答。「20歳という節目でもある年齢で出させていただくこの写真集は自分にとってすごく貴重なもの、宝物のようなもの」とした上で、「今後これからもっといろんなことに挑戦して、自分自身もさらに成長していく中でこの写真集が“原点”になればいいなという思い」と説明した。

最後にはファンに向けて「加入当時からずっと応援してくださっているファンの方もたくさんいらっしゃるので、この写真集を見て『大人になったな』と思ってもらうのもとってもうれしいんですけれど、『あの頃の“れんたん（岩本の愛称）”もちゃんといるんだな』というのも感じてもらえたらうれしい」とメッセージ。「いろんな私をこの一冊で1ページ1ページめくりながら楽しんで見ていただけたらいいなと思います」と呼びかけていた。

乃木坂46・岩本蓮加1st写真集『いたずらな風』は、竹書房より発売中。定価2273円＋税。

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