大阪マルビル、建替計画を本格始動高さ約192メートルの複合施設に

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大阪マルビル、建替計画を本格始動高さ約192メートルの複合施設に

11月19日(火) 18:00

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大和ハウス工業は、「大阪マルビル建替プロジェクト(仮称)」を本格始動した。9月に地上部分の解体を完工している。
大阪駅周辺で最も高い、高さ約192メートルのホテルやオフィス、コンサートホール・舞台、商業施設など様々な用途の複合施設を建設する。地上40階・地下4階建てで、敷地面積約3,246平方メートル、延床面積約74,000平方メートル。超高層ビルでは国内最多の用途が複合する施設となる見通し。
大阪マルビルの形状を継承し、多種多様な人や用途、情報などが集まり、利用者の気持ちが高まることを期待してそれらが絡まり合うよう、建物の構成を単一の「マル」ではなく、多重に積層する「マル」で表現した。円柱形状はガラスカーテンウォールで構成し、外装には大樹の枝葉をイメージした緑化ルーバーとする。地上には大樹の木陰を感じられるよう、半屋外の屋根下空間「ピロティ」を設け、連続する球体アトリウムは地下街の「ディアモール大阪」とつなぐ。また、「回る電光掲示板」継承に向け、建物頂部にうめきたを含む大阪駅周辺からも視認できるデザインを施す検討を進めている。
ホテルはラグジュアリーホテルや都市型ホテルを誘致し、2種類のホテルで客室約280室を設ける。イノベーションオフィスでは、多種多様な人や情報が集まるワークスペースを設置し、入居するスタートアップの成長を支援するプログラムやコミュニティを提供する。コンサートホールや舞台は、クラシックコンサートを主としながら、舞台・客席の規模を変更できる設備を採用する。地下鉄四つ橋線西梅田駅に接続する地下通路を新設し、改札口を設ける。
設計は日建設計・フジタ設計共同体、施工はフジタが担う。2030年の開業を目指す。
Traicy

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