11月19日(火) 19:30
リベラは、同社が運営する北海道札幌市のワイン醸造所「LIBERA WINE TERACE 札幌植物園前醸造 北海道⾃然栽培農学校(以下、リベラ ワイン テラス)」から、「旭山動物園 応援商品 動物ワインシリーズ(以下、動物ワイン)」を11月16日(土)に発売した。
発売開始を記念して、同シリーズ全8種類のワインが2か月毎に届く定期便を購入した人の中から抽選で40名を、2025年1月25日(土)にリベラ ワイン テラスで開催する「ワインを飲みながら坂東統括園長と北海道の動物と環境問題について語ろう」イベントに招待する。
なお、イベント参加申し込みの対象者は、11月16日(土)~2024年12月末の期間に定期便を購入した人で、応募は20歳以上の人限定だ。
農薬・化学肥料・除草剤を使用しない農法
リベラ ワイン テラスは、北海道札幌市で多機能型就労継続⽀援事業所を運営するリベラが6月にオープンしたワイナリー。北海道余市・仁木で、自家栽培したぶどう・りんごを醸造したワイン・シードルを提供している。
リベラ ワイン テラスでは、自然栽培創始者の木村秋則氏が提唱・実践する「木村式自然栽培」を採用し、植物が育つ環境を整えている。
この「木村式自然栽培」は有機農業の一つで、農薬・化学肥料・除草剤を使用しない農法。昨今、国連をはじめとした国際社会で推奨している環境再生型農業だ。
旭山動物園の人気者たちがモチーフのラベル
リベラ ワイン テラスが“旭山動物園の応援商品”として販売する「動物ワイン」は、旭山動物園の人気者たちがモチーフのラベルを施した全8種類のオリジナルワインシリーズ。
2種1セット(各750ml)は6,600円(税込)。年間4回に分けて8種類が届く定期便は、26,400円(税込・送料別)で販売中だ。
毎回届くワインには、その季節に合わせた動物たちがラベルに描かれている。旭山動物園で飼育されている動物たちの愛くるしい表情やポーズに癒されるだろう。
それでは各種類について簡単に説明しよう。
第1弾は、エゾヒグマのラベルワイン「カベルネソーヴィニヨン」と、キタキツネのラベルワイン「マスカットゴルド」。
「カベルネソーヴィニヨン」は、ベリー系のチャーミングな香りが広がるのが特徴だ。「マスカットゴルド」は、ハーブのような香りとトロピカルフルーツの香りが感じられる、豊かな仕上がりとなっている。
第2弾は、エゾモモンガのラベルワイン「メルロー」と、シマフクロウのラベルワイン「ロゼ(ソーヴィニヨンブランべース)」。
「メルロー」は、黒系ベリーの果実の香りとドライフルーツのような香りが特徴。「ロゼ(ソーヴィニヨンブランべース)」は、グレープフルーツのような柑橘系の香りと軽い酸味のさわやかな味わいを楽しめる。
第3弾は、エゾタヌキのラベルワイン「ツヴァイゲルトレーベ」と、エゾシカのラベルワイン「ポートランド」。
「ツヴァイゲルトレーベ」は、イチゴやブルーベリーなどベリー系の香りとホワイトペッパーのスパイシーな味わいが楽しめるワイン。「ポートランド」は、マスカットのような芳醇で華やかな香りが感じられる一品だ。
第4弾は、ユキウサギのラベルワイン「マスカットベリーA」と、オオワシのラベルワイン。
「マスカットベリーA」は特徴的なイチゴキャンディーのような華やかな香りで、“雪のように純白で柔らかな口当たり”だという。オオワシのラベルワインは「おたのしみ白ワイン」となっており、どんな白ワインが届くかお楽しみだ。
なお、「動物ワイン」は全種類一列に並べると、旭山動物園の四季が映し出された1枚の絵になるのもポイント。ワインを飲み終えた後も、素敵なインテリアとして楽しめそうだ。
ユニークな「動物ワイン」が誕生したのは、旭山動物園とリベラ、両者の理念に共通点があったからだ。旭山動物園は、動物の誕生日といったイベントよりも、動物たちの本質的な魅力を伝えることを大切にしている。
一方、リベラは除草剤や化学肥料を使用しない自然栽培農法を実践し、ブドウ本来の味わいを追求したワインを造っている。また、障がい者の人々が働きやすい環境を整え、彼らの自立を支援する取り組みを行っている。
そんな両者の「本質を大切にする」という共通の価値観から生まれたのが、「動物ワイン」だ。
リベラで働く障がい者が「動物ワイン」を醸造し販売することは、障がい者の雇用機会創出、賃金確保の機会の享受、その売上の一部を「あさひやま“もっと夢”基金」へ寄付すること、そして動物たちの保護や環境保全につながるという。
「動物ワイン」は現在、ネット販売またはリベラワインテラス・旭山動物園内の店舗で販売中。旭山動物園の四季折々の表情と、リベラ ワイン テラスのこだわりのワインが織りなす物語を楽しんでみて。
専用販売サイト:https://asahiyama.hp.peraichi.com
(Haruka Isobe)