11月19日(火) 12:00
来年1月に米大統領に就任するドナルド・トランプ氏が、自身が所有するフロリダ州のゴルフコースでPGAツアーのジェイ・モナハン会長とゴルフをプレーしたと、米ワシントンポスト紙が報じた。
ウエストパームビーチのトランプ・インターナショナルGCで15日(金)にプレー。PGAツアーは同紙に「トランプ・インターナショナルでのプレーへの招待を受けられて光栄だった。次期大統領とモナハン会長はゴルフを愛する気持ちを共有しており、一緒に過ごす時間を楽しんだ」とコメントした。
トランプ氏はその翌日の16日(土)に、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催された米総合格闘技「UFC」にロバート・ケネディ氏、イーロン・マスク氏らとともに登場。「USA!USA!」と大コールが起こり、その中にはLIVゴルフを支援するサウジアラビアの政府系ファンド、PIFのヤシル・アルルマヤン会長も含まれ、談笑する姿が何度もTVに映し出された。
大のゴルフ好きで知られるトランプ氏は「UFC」とも親交が深く、リングサイドでの観戦もしばしば。トランプ氏は「自分が間に入れば、(PGAツアーとLIVゴルフの)統合は15分で成立する」と話し、「世界のトップ選手が集まるツアーは1つであるべき」と持論を展開している。(文・武川玲子=米国在住)