【第1話】から読む。
前回からの続き。私はアカネ。2年前に元夫のハルキと離婚して、今はシングルマザーとして日々奮闘しています。ハルキとの離婚を決意したのは、義両親の介護が原因でした。最初のうちは「できることだけ手伝ってくれたら嬉しい」と言っていたのですが、だんだんと私のことを介護の主戦力として扱うようになっていたハルキ。我慢の限界を迎えた私たちは、結局離婚を選択しました。だからこそ私は、これほどサクラコにアピールするハルキを、「サクラコに介護の手伝いをさせようとしているのでは」「都合のいいときだけ父親ヅラしているのでは」とモヤモヤしてしまうのです。
ストレートな言葉に、どう返していいか悩みます。
感情のまま言うなら「嫌」が答えです。けれど今のサクラコにそれを言うのは、あまりにも酷だと思いました。「サクラコが謝ることは何もないよ」ぎゅっと抱きしめると、サクラコは安心した顔をしました。
ハルキからの養育費の振り込みが遅れたことはありません。サクラコの親としての義務をはたしています。母の言っていることはどれも、客観的に正しい事実です。それでもモヤモヤしてしまう私に、母は優しく声をかけます。
私は元夫・ハルキとの関わりを減らしたいです。けれどサクラコは「パパと仲良くしたい」と思いつつも、私の気持ちも察して、板ばさみになってしまっているようでした。
そんなふうにサクラコを苦しめたいわけではないのです。ただ、ハルキが何を考えているのかわからなくて不安なだけで……。
母の言う通り、一度ハルキとちゃんと話してみることで、もしかしたら解決できるところもあるのかもしれません。自分の懸念とモヤモヤをハッキリ伝えて、答えてもらおうと思います。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・motte作画・林檎りん編集・塚田萌
【関連記事】
<電話にストレス!>知らなかった…空白の2年間で変わった元夫の状況「誤解してた」【第4話まんが】
<電話にストレス!>離婚した夫と娘が毎日ビデオ通話!正直「やめてほしい!」けど…【第1話まんが】
<旦那、家が汚い宣言>「帰りたくない、もう限界」だったら自分で片付けろ!腹立つ~【第1話まんが】