時短食材!【業務スーパー】冷凍「オクラスライス」は包丁要らずで便利すぎた!
業務スーパーの冷凍野菜の中でも、特に使い勝手がよくてオススメなオクラスライス。面倒な下処理済みでカットもしてあるので、あっという間にオクラ料理が完成できます。今回はこの冷凍オクラスライスをおいしく解凍する方法や、包丁要らずで完成するレシピもあわせてご紹介します。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
業務スーパーで取り扱っている数ある冷凍野菜の中でも、特に気に入って使っているのがオクラスライス。使いやすい便利なポイントがたくさん揃っていて、かなり手軽に使うことができることがその理由です。
あと一品欲しいときや、包丁さえも使いたくないときにも大活躍するので、どんな使い方ができるのか参考にしてみてくださいね♪
【業務スーパー】冷凍オクラスライス
スーパーの野菜売り場で販売されているオクラは1袋8~10本程度入って、セールでも100円ほど。量としては1袋使い切ってもさほど多くはありません。思いっきりオクラを食べようと思ったら、意外に費用がかかるなんて思いませんか?
業務スーパーの冷凍野菜コーナーにあるオクラは、とにかく破格。たっぷり500g入って200円ほどなので、かなり思いっきり使うことができます。
商品詳細
■原材料名:オクラ
■内容量:500g
■賞味期限:購入時より10ヶ月
■保存方法:-18℃以下で保存
■凍結前加熱の有無:加熱してありません。
■加熱調理の必要性:加熱して召し上がりください。
■原産国名:中国
■価格:214円
■栄養成分表示(100g当たり)
エネルギー 33kcal、たんぱく質 2.1g、脂質 0.1g、炭水化物 7.6g、食塩相当量 0g
※この表示値は、目安です。
オクラを調理する場合は、まずヘタを取って、ガクをむいて、産毛をとるために板ずりして……と、下処理をした上で加熱していきます。メニューによっては下ゆでしたりもするので、それなりの手間がかかる食材です。
その下処理を丸ごと短縮。下ゆでされている上に、さらにスライスもしてあるので、かなりの時短食材なんです。しかもバラ冷凍になっているので、使いたい量を少量から(なんならスライス1枚でも!)取り出して使うことができます。
メリット
使いやすさやお手ごろ価格なことを考えると、コスパのよさはかなりのもの。とにかく素早く一品作りたいときに重宝します。
たくさんでも少しでも、用途次第で解凍する量も調整しやすく、それこそデコ食材としてきれいな星形のスライスを選んで、それだけを使うことだってできます。
そして、もっとも大きなメリットは保存期間が長いこと。オクラは傷みやすいため、気がついたら使えなくなっていることってよくありますよね。冷凍だとその心配がないのは助かります。
デメリット
オクラスライスのデメリットは、たまにはずれがあること。オクラは育ちすぎると繊維質になって固く食べにくくなってしまいますが、そういうオクラが混ざっていることがあるんです。
あとはスライスになっているので、オクラを丸ごと使うようなメニューには使えないことや、違うカットの仕方ができないこと。丸ごとならではの使い方や切り方をしたいときのために、業務スーパーにはカットしていないオクラの冷凍商品もあります。
【業務スーパー】冷凍オクラスライスの使い方
冷凍オクラスライスは軽く湯通ししてあります。基本的な冷凍野菜の使い方と同じく、凍ったまま加熱して使用しますが、シャキッとした食感がそこまで損なわれず、おいしさをキープ。
スライスしてあるので解凍も短時間で済みますが、解凍方法によって食感に多少の違いが出るので、メニューに合わせて解凍方法を選ぶと◎
そして、パッケージには「湯通しした」と記載されているものの……凍結前加熱の有無では「加熱してありません。」とも書かれています(笑)。
試しに自然解凍してみましたが、ゆでたオクラと遜色ないのでそのまま食べてもよさそう……。ただ、加熱することで青臭さや冷凍のにおいなどが取れるので、パッケージで勧められている通り、加熱して使うほうが間違いないようです。
湯通し
冷凍前に軽く湯通ししてあるので、解凍する場合もサッと短時間お湯に浸けるだけでOK。瞬時に解凍できるので、時間がないときにオススメ。
スライスなのでお湯を回しかける程度でも解凍可能です。オクラの量が多くない場合はこちらの方法で。
あっという間に解凍できるので、素早く使うことができて便利。ただし、水溶性の栄養成分が流出してしまうため、あまり長い時間お湯に浸けないように気をつけましょう。水っぽくならないようにしっかり水を切ることも、おいしく食べるポイントです。
レンチン
短時間で解凍できるもうひとつの方法は、電子レンジでの解凍です。耐熱皿に凍ったままのオクラを広げ、ラップをかけてレンチン。この方法だと水っぽくなったり、栄養が流出することもなく、おいしさもキープ。
レンチン解凍は水を通さないため、オクラのネバネバ成分がしっかり残っています。食感やオクラらしい味わいが楽しめます。
ただし、湯通しにしろ、電子レンジ解凍にしろ、冷たいメニューに使う場合は冷ます時間が必要になります。
そのまま調理
そもそも、そのまま調理すればいいのでは? という場合も多いのがオクラスライス。炒めたり、焼いたり、煮たりするようなときには、凍ったまますぐに加熱OK。あらかじめ解凍する手間は不要です。
冷凍オクラスライス 包丁要らずレシピ3選
オクラとゆで鶏の塩こんぶ和え
ネバネバ成分のおかげで味がよく絡み、のど越しもよくなって食べやすいオクラの和え物。パサつきがちな鶏むね肉も、オクラのとろみでつるんと食べやすくなります。しっとりゆでて食べやすく割き、塩こんぶも一緒に加えました。食欲がないときにも食べやすく、メインおかずにもなります。
材料(2~3人分)
・冷凍オクラスライス……200g
・鶏むね肉……1枚
・塩こんぶ……15g
・ごま油……大さじ1/2
・ごま……大さじ1
・しょうがすりおろし……小さじ1
・ねぎ(青い部分)……10cm程度
※塩昆布とごま油、しょうがで味つけしただけです。お好みで塩こしょう、しょう油、めんつゆ、中華だし、ポン酢などで味つけすると、また違った味わいになります。
作り方
① 鶏むね肉、ねぎを鍋に入れ、しっかり浸かるくらいの水を注いで加熱。沸騰したら弱火で12分ゆでて、そのまま冷ます。
② オクラを耐熱皿に広げてラップをかけ、600Wの電子レンジで4分加熱してから冷ます。
③ ①を手で割き、ほかの材料も加えて和える。
※鶏むね肉は必ず水からゆで、ゆで終わったらそのまま冷ましていきます。こうすることでしっとり仕上がります。
※鶏肉はサラダチキンやスモークチキンに変えてもおいしいです。時間がないときには市販のものを活用すれば、オクラを解凍して混ぜるだけ。時間のあるときに鶏肉をゆでたりしておけば、食べる前は時間も手間もあまりかけずに完成します。
ちょとした副菜としてなら、レンチンしたオクラに塩こんぶを和えただけでも◎。すぐにできてしまうのでオススメです。
オクラ納豆キムチ
ネバネバ&発酵食品を掛け合わせたオクラ納豆キムチ。簡単なのに栄養抜群で、お腹にもよくて言うことなし!
材料(1人分)
・冷凍オクラスライス……50g
・納豆……1パック
・キムチ……50g
・刻みのり……適量
※味つけはキムチのみですが、納豆についているたれやからしを加えたり、しょう油などを足してもOK。オススメはしょう油麹を少し垂らすと◎。
作り方
① オクラをサッと湯通しし、しっかり水気を切る。
② オクラ、納豆、キムチを混ぜる。
③ 刻みのりをかける。
※オクラはレンチン解凍でもOK。
オクラ納豆キムチはそのままおかずとして食べたり、ごはんにかけても◎。豆腐にかけたり、うどんやそう麺などの麺類にもよく合います。さらにとろろも加えてネバネバ強化の丼にしてみたり、油揚げに詰めて巾着にして焼いてみたり、楽しみ方は広がります。
オクラとコーンのかき揚げ
冷凍のオクラスライスとコーンを使えば、下準備なしですぐに衣で和えて揚げるだけ。解凍の手間も省いてすぐに作れてしまうかき揚げです。通常衣には冷水を使いますが、オクラとコーンが冷凍なので水でOK。
材料(2~3人分)
・冷凍オクラスライス……100g
・冷凍コーン……100g
・薄力粉……大さじ5
・塩……小さじ1/4
・水……大さじ5
・揚げ油……適量
作り方
① 揚げ油以外の材料を混ぜる。
② 揚げ油を温め、食べやすい量をスプーンで落としてからりと揚げる。
※かき揚げは入れてしばらくは、バラバラにならないように、まわりが固まってくるまでいじらないようにしましょう。
オクラはふわっとやわらかで噛むほどに粘りも感じます。オクラの淡い苦味とコーンの甘味が、いい感じにお互いのおいしさを引き立ててくれます。
まとめ
業務スーパーの冷凍オクラスライスは、面倒な下処理もしてあり、スライスになっているため、包丁要らずの時短食材です。軽く湯通ししてあることで、解凍してもシャキシャキ食感もあり、オクラ独特のネバネバも楽しめます。
凍ったまま加熱して調理しますが、スライスになっているので解凍もすぐできるので、調理自体も短くて済みますよ♪
ぜひ試してみてくださいね。