11月19日(火) 8:30
シャンプーの価格はブランドやメーカー、販売店などによっても異なる可能性があります。ドラッグストアでよく見かける一般的な商品の相場は、ボトルだと1本あたり600〜700円程度、詰め替え用パックで1パックあたり400〜500円程度のものが多く見られるようです。
詰め替え用のシャンプーを詰め替えずに使った場合に考えられる衛生面での懸念事項は以下の通りです。
●カビや雑菌が繁殖しやすい
●異物が混入しやすい
●量の調節がしにくい、多く使いすぎてしまうおそれがある
シャンプーボトルを使わずに詰め替え用の袋から直接使うと、袋が湿気の多い環境に置かれるため、カビや雑菌が繁殖しやすくなる可能性があります。
また、袋から直接シャンプーを使うと袋には髪の毛やごみなどの異物が混入しやすくなり、シャンプーの品質が低下するおそれがあります。
さらに、詰め替え用の袋の注ぎ口は直接シャンプーを使用することを想定していないため、1回ずつの量を調整することが難しい可能性もあるでしょう。必要以上にシャンプーを使用した場合、頭皮の炎症を引き起こす原因になるといわれています。
詰め替え用シャンプーの使用方法については、メーカーによって注意点があるようです。代表的な方法は以下の通りです。
●水やほかの製品と混ぜない
●中身を使い切ってから詰め替える
●詰め替える場合はボトルの8割程度まで注ぐ
詰め替えの前に容器のボトルやポンプを水道水で洗って乾かすかどうかについては、雑菌の繁殖を防ぐために洗わないよう指定しているメーカーもあるようです。詰め替えの際には、袋の裏面に書いてある注意書きをきちんと読んで正しい方法で詰め替えましょう。
シャンプーの価格は商品や販売店などによって異なるものの、詰め替え用のほうがボトルタイプよりも安い価格に設定されている場合が多いようです。しかし、詰め替え用の袋はそのまま使うことを想定して作られていないため、浴室に置くことで雑菌が繁殖したり異物が混入したりするおそれが考えられます。
メーカー側は詰め替え用シャンプーの使い方として、「ほかの製品や水などと混ぜない」「中身を使い切ってから詰め替える」ことなどを推奨しているようです。ただし、メーカーによって方法が異なる可能性があるため、詰め替えの際には袋の注意書きなどを確認するのがおすすめです。
このように、詰め替え用のシャンプーを使うことで節約につながる可能性はありますが、そのまま使うとデメリットが発生することもあるため、状況に合わせて適切に使用することを心がけましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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