今回注目したのは、ダイソーの系列店「THREEPPY(スリーピー)」で見つけたコースター型「カップウォーマー」。気温が下がってくると、温かい飲み物がすぐに冷めてしまう! という悩みを解決してくれる便利なアイテムをレビューしていきます。
THREEPPYの雑貨が大人かわいい
THREEPPY(スリーピー)は、ダイソーが手がけるブランドのひとつ。トレンドのくすみカラーを使ったインテリアやファッション小物、食器など、ダイソーのお姉さん版とでも言うべき落ち着いたデザインの雑貨がラインナップしています。
ここで取り上げる「カップウォーマー」もまた、光沢のないマットピンクのカラーが大人かわいい印象。
「カップウォーマー」550円/税込
カラー:マットピンク
サイズ:W11.6cm×D11.4cm×H2.8cm
ケーブル長:104cm
材質:ABS樹脂、TPE、スチール
給電方法:Type-A給電
内容物:カップウォーマー本体、取扱説明書
ACアダプターは別売
使用できるカップは直径7cm以下のもの
飲み物が入ったカップを置くだけで保温ができる「カップウォーマー」。
早速開封してみると、中には「カップウォーマー」本体と取扱説明書が入っています。
土台のカラーはマットピンク。くすみがかったサーモンピンクに近く、主張控えめで落ち着いたインテリアにも溶け込みやすそう。
底面には滑り止めが4つ付いていますが、平らな場所で安全に使いたいところ。
次は、土台中央にあるグレーの部分「カップウォーマー」の要・ヒーターです。
直径は7cm。対応カップは、耐熱ガラス製、金属製、陶器製でかつ底面が平らであること。そして直径が7cm以下であることが必須条件――、ここめちゃくちゃ大事なポイントです!
「カップウォーマー」を使う・使わないで14℃の差が!
また取扱説明書によると、室温25℃の環境でステンレスカップにお湯250mlを入れた場合の1時間後の参考温度(開始温度80℃)は、「カップウォーマー」使用時で53℃、未使用時で39℃と14℃ほど差がありました(飲み物の内容量やカップ形状、材質、室温によって変動します)。
続いてケーブルですが、これが思っていたよりも長めの104cm。ACアダプタ(別売/出力5V・2A以上)と接続して、コンセントに差し込めば準備はOK! パソコンのUSBポートでは給電できません。
あとは、本体横にある電源ボタンをONにすればヒーターの加熱が始まります。自動OFF機能はないので、使用後はくれぐれも電源の消し忘れに注意!
では実際に、カップを置いてみたいと思います。
すぐに温かくなる優秀なヒーター
ここで使用するのは、筆者宅にあった陶器製のカップ。底面の直径は6.8cmと「カップウォーマー」を使うのに、ジャストサイズです。
カップに注いだのは、約200mlのハーブティー。
飲み物の用意ができたところで、コンセントをつなぎ電源ボタンをONにします。ソッと手をかざすと30秒ほどでほのかに温かく、そこから1分でさらにほかほかに。
と、ここで「カップウォーマー」が安定していることを再度確認したら、あとはヒーターの上にカップを置くだけ。
ヒーター部分の表面温度は最大約100℃まで上がるので、絶対に触らないようにしましょう。
筆者の場合、カップを置く場所といったら、大体がパソコンの横かスマホや雑誌を置いてあるテーブルの上。ケーブルが長いおかげで貴重品や熱、水に弱いものから離すことができて安心・助かります。
熱すぎず、程よい温度を保ってくれる
肝心な飲み物の温度ですが、ハーブティー抽出時は95℃くらい。カップに移して70~75℃くらいで飲むのが好きなのですが、いつもだったら30分ほどでぬるくなってしまいます。
ところが「カップウォーマー」を使うと、30分後もカップに移した時と同じくらいの温かさ! 電源を入れている間は、それがジワーッと続きます。
飲み終わるまでの1時間強では、冷めてきた時の「ぬるっ!」が気になりませんでした。熱くなりすぎることもなく、飲みやすい温度を保ってくれて筆者的にはかなりアリ。
強いて言うなら、中身が減ってくると温度が上がりやすい? 底に残ったハーブティーを飲み干す時、ちょっと熱いかも……くらいの体感温度です。反対に、飲み物がぬるく感じる時はマグカップ専用のフタ(別売)を併用するといいそう。
ポイントは十分に温まった飲み物を置くこと
すでに冷めてしまった飲み物を加熱する機能はついていないので、しっかり温まった飲み物を置かないと保温効果を実感できないのも大事なポイント。
本体が汚れた時は電源をOFFにしてからコネクターを外し、ヒーターが冷めたことを確認して乾いた布などで拭き取りましょう。ホットドリンクを長く楽しみたい――という人は、店舗やネットストアをチェックしてみてくださいね。
※紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi
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