【漫画】男性恐怖症克服のリハビリとして始まった初デートに「満更でもなさそうだよ!?」の声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。
今回は男性恐怖症の常連客・ルナのリハビリに協力することになったカフェオーナー・凛太郎が、彼女の無自覚な行動に翻弄されながらも恋心を抑えつつ奮闘する、ハートフルなラブコメディ『無自覚ちゃんとオトメな男』をピックアップ。
作者である楽日さんが10月1日にX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、7.3万以上の「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、楽日さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについてを語ってもらった。
■心を隠しながら…ルナのために尽くす凛太郎の葛藤
主人公は、カフェオーナー・凛太郎。ある日、常連客のルナから「男性恐怖症」だと告白される。凛太郎は、自分も男性であることに葛藤を抱きつつも、彼女の力になりたいと思う。しかし、心の奥で彼女に恋心を抱いていることは決して口にできない。もやもやしながらも、彼はルナの気持ちを最優先に考える。
そんな中、ルナから男性恐怖症のリハビリとして、手をつないだりデートしたりしたいと頼まれ、凛太郎は内心ドキドキしながらも協力を決意する。
初デートの日、凛太郎は浮かれて服選びに何時間もかけ、オシャレして現れたルナを見て心から喜びを感じる。彼女もまた、彼との特別な時間を楽しんでいるのだと感じ、安心する凛太郎。デート中、凛太郎が一時席を外している間、店員からの一言にルナは、少し照れた表情を浮かべる――。
物語を読んだ人たちからは「ルナちゃ!!!!!!!!えっその反応!?」「満更でもないというか嬉しそうで、最高です」「彼氏と言われて満更でもない…を突き抜けて超ご機嫌なルナちゃんが可愛いです!」「この2人の幸せを願わずにはいられない」「尊すぎて動悸息切れが、、、!!!」など、反響の声が寄せられている。
■初デートシーンのこだわり
――ルナが「男性恐怖症」という設定を取り入れた理由や、その背景、テーマについて教えてください。
凛太郎と組み合わせてどのようなドラマが生まれるかを試行錯誤した結果、ルナの「男性恐怖症」という設定にたどり着きました。
この設定は彼女の個性のひとつであり、それ以上の意図はありません。「見ていてニヤニヤする可愛らしさ」をテーマにしており、そこが描きたい軸です。
――ルナと凛太郎の関係は、無自覚なアプローチや葛藤が物語の魅力になっていますが、そのやりとりを描く上で特に苦労した点があれば教えてください。
ルナのあざとさが天然でありながらも小悪魔的にならないよう、バランスを取ることに苦労しました。
――ルナの成長やリハビリを進めていく中で、彼女自身が気づいていく変化や、凛太郎との関係の発展についてどのように考えて描かれたか教えてください。
これは非常に繊細な部分で、言葉にするのは難しいのですが、彼女の変化や二人の進展は、描いていてとても尊く感じています。
――作中で、ルナと凛太郎が二人で食事をするシーンが描かれていますが、特に印象に残っているシーンや、視覚的にこだわった場面があれば教えてください。
初デートのシーンですね。特に二人の服装にはこだわりがあり、ファッション雑誌を参考にしながら、オシャレに見せるのに苦労しました。
最終的にはアパレル経験者のアドバイスをいただき、凛太郎の骨格に合った服装を選びました。とても勉強になった経験です。
――最後に、読者がこの作品を通じて感じ取ってほしいメッセージや、今後描いてみたい展開があれば教えてください。
私からのメッセージというよりも、凛太郎たちと友達になったような感覚で、親しみを持って読んでいただけたら嬉しいです。彼らの物語を見守っているうちに、自然と何か感じることがあるのではないかと思っています。
「凛太郎とルナを好きになってほしい」という気持ちでいっぱいです。これからも楽しんでもらえるように努力していきます。
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