いつ走るかわからないこと、そして黄色い車体から“見ると幸せになれる”といわれる「ドクターイエロー」。新幹線の線路や架線などの設備を走行しながら点検する専用の車両だ。これらの「事業用車両」を徹底解説した『ドクターイエロー&East i新幹線事業用車両徹底ガイド改訂版』(イカロス出版、税込み1980円)が発売された。
ドクターイエローは現在、東海道・山陽新幹線で2編成が活躍しているが、そのうち1編成は2025年1月に引退予定。そこでこの本では、1964年の東海道新幹線開業当時からのドクターイエローの歴史を紹介、引退を控えたドクターイエローをはじめ、全国の新幹線の安全・安定輸送に貢献する事業用車両について徹底的に解説する。現役車両だけでなく、かつて活躍した事業用車両についても詳しく知ることができる。
鉄道好き、新幹線好きはもちろん、鉄道好きの子どもがいる、という人にとっても要チェックの一冊だ。
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