11月18日(月) 10:00
携帯ショップ店員の、月給は20~25万円程度が平均とされているようです。
携帯ショップ店員のボーナスは公表されていませんが、厚生労働省が発表している「毎月勤労統計調査」の「その他のサービス業」のカテゴリであると仮定すると、令和5年度の夏季賞与は23万8013円、年末賞与は23万9074円となっています。
仮にそれらの賞与をもらえるとした場合、携帯ショップ店員の年収は290〜350万円程度となるでしょう。ただし、この金額はあくまでも目安であるため、実際には勤務地や学歴、残業の有無などで異なる可能性がある点に注意してください。
携帯キャリアには、大手や格安SIMなどを含め、さまざまなブランドの会社があります。給与については携帯キャリアによって差があるとされているため、その分年収にも差が生まれると考えられるでしょう。
例えば、勤務地が東京の場合、大手携帯キャリアのA社では月22〜39万円程度で、大手携帯キャリアB社では月21〜33万円程度となっています。
なお、携帯ショップは直営店と代理店の2つがあります。街中で見かける店舗の多くは代理店となり、直営店に該当する店舗はほとんどないようです。
代理店の場合は、おもに運営会社が決定した給与での雇用になります。そのため、同じ仕事内容であったとしても、給与面の差が生まれやすいのは、携帯ショップならではの特徴と考えられるでしょう。
携帯ショップで働きながら年収アップを目指す方法にはさまざまなものがあるようですが、その中でもキャリア独自の資格取得が代表的と考えられています。キャリア独自の資格は接客スキルや知識などを総合的に見て判断されるようで、取得すると資格手当分が給与に上乗せされるケースがあります。仮に毎月1万円が手当てとして上乗せされれば、年収で12万円ほど高くなるでしょう。
また、資格取得に付随して、教育や管理スキルなどがあると社内で判断された場合、キャリアアップにつながる可能性もあります。教育担当や店長などに抜てきされれば、その分給与が高くなる可能性もあるでしょう。
そのほかには、販売成績によるインセンティブが充実している店舗もあるようです。どのような待遇になるかは勤務する店舗で異なるため、確認してみるとよいでしょう。
携帯ショップ店員の平均年収は、290〜350万円程度が目安と考えられます。ただし役職や勤務地などによって異なる可能性があるため、一概にこの金額になるわけでない点には注意しましょう。
携帯ショップ店員として働くのであれば、キャリア独自資格を取得したりインセンティブ報酬を狙ったりすれば、収入の増加につながるかもしれません。待遇や条件は店舗により異なるため、勤務を考えているなら、一度確認してみるとよいでしょう。
厚生労働省毎月勤労統計調査令和5年9月分結果速報等
厚生労働省毎月勤労統計調査令和6年2月分結果速報等
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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