パドリックドメイン化した『蒸気船ウィリー』をホラー映画化し、あのミッキーが凶悪な殺人鬼と化す『MOUSE TRAP』が、邦題を『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』として、2025年3月に全国公開されることが決まった。
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もうすぐ21歳の誕生日を迎えるアレックスは、バイト先のゲームセンターで店長から残業を頼まれる。一人きりの店内で不気味な人影を目撃し恐怖心を募らせるが、旧友たちが誕生日祝いのサプライズパーティーをしてくれたのだった。しかし、楽しい時間を過ごしていた彼女たちの前に、ミッキーマウス(のようなもの)が出現する…。
ウォルト・ディズニー社が1928年に公開した映画『蒸気船ウィリー』。2024年1月1日に公開から95年を迎え、ついに著作権での保護期間が終了し、米国でパブリックドメインとなった。同じく原作の保護期間が終了した『くまのプーさん』のように、予想通り(?)のホラー映画として製作された。
『蒸気船ウィリー』(原題『Steamboat Willie』)は、1928年11月18日に米国で公開されたディズニー社製作の短編アニメーション作品で、ミッキーマウスの短編映画シリーズとして最初に公開された作品である。この作品がミッキーマウスとミニーマウスのデビュー作で、日本公開の情報解禁となった11月18日はミッキーとミニーの誕生日、もしくはスクリーンデビューの日とされている。
ディズニーの大ファンだというジェイミー・ベイリー監督は、日本でも反響を呼んだ映画『プー あくまのくまさん』にインスパイアされて本作を製作。誰もが知る人気アイドルを、誰も知らないダークキャラへ激転させるという大胆かつ独創的なアイデアが見る者の好奇心を刺激する。本作に追随するかのように、初代ミッキーを悪キャラにした新作ゲームやアニメ製作が次々と発表されるなか、初代ミッキーとくまのプーさんの初共演映画『Mickey vs. Winnie』(原題)の製作も決定した。
映画『マッド・マウス~ミッキーとミニー~』は、2025年3月全国公開。
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