11月17日(日) 5:10
2023年におけるDVDレンタルサービスなどのビデオソフトレンタル市場規模は、前年と比べて減少傾向にあるといいます。
DVDレンタルサービスをする店舗が、サブスクリプションなどの有料配信サービスの普及を受け、年々減少していることが理由として挙げられます。有料配信サービスが普及したきっかけは、2020年以降の新型コロナウイルス禍により外出する機会が激減したことで、サービス利用が促進されました。
DVDの宅配レンタルサービスのプランは大きく分けて2つあります。
●単品レンタルプラン
●定額レンタルプラン
この2つのプランは、利用者のスタイルに合わせて選択できるようです。それぞれの違いをまとめました。
単品レンタルプランの特徴は、1枚からレンタルできることです。「1枚だけレンタルしたい」「定額のプランよりも多くレンタルしたい」というようなときに便利です。単品レンタルプランの相場は、旧作か新作かなどによって、100円~400円ほどといわれています。
あるサービスのレンタル料金は、新作330円(税込み)、準新作242円(税込み)、旧作99円(税込み)です。1度に16枚までレンタル可能です。枚数によって送料は変動し、1枚~2枚が300円(税込み)、3枚~6枚が400円(税込み)、7枚~12枚が700円(税込み)、13枚~16枚が950円(税込み)になります。
定額レンタルプランは、毎月一定数の作品をレンタルできるプランです。返却期限が設けられていないケースが多く、追加料金を気にせず楽しめることが大きな特徴です。定額プランの相場は、月額1000円~2200円程度になるようです。
代表的な定額レンタルプランでの利用の流れは、以下の通りです。
●定額プランのリストにレンタルしたいDVDを登録する
●定額リストから自動的にDVDが選択されて郵便で届く
●見終わったら、郵便ポストに返却
●配送センターにて返却が確認でき次第、次のレンタル分が発送される
あるサービスでは料金形態が2つに分かれており、1ヶ月に最大8枚までレンタルできるプランと最大4枚までレンタルできるプランがあります。最大8枚までレンタルできるプランは月額料金2200円(税込み)、最大4枚までレンタルできるプランは月額料金1100円(税込み)です。
この2つの定額プランは、単品のレンタルも可能となっています。また、定額レンタルプランには、自動繰り越しサービスを設けているケースもあるようです。月内に利用枚数までレンタルできなかった場合、翌月へ自動的に繰り越されます。
宅配レンタルサービスの一番のメリットは自宅にいながら作品を楽しめることです。宅配であれば、店舗に行く手間が省けたり、店舗の営業時間に縛られたりせず、いつでも好きな時間にレンタル手続きができます。また、店舗では取り扱っていないようなマイナー作品も用意されているケースがあり、品ぞろえも豊富な場合が多いでしょう。
デメリットは、人気作品の在庫状況によっては借りられないことがあったり、次の作品が届くまでに時間がかかったりすることです。
店舗でのDVDレンタルサービスの需要が減少している中、「宅配レンタルサービス」を展開している会社もあります。
一口に宅配レンタルサービスといっても、プランが分かれているケースもあり、利用者のスタイルに合わせて選択できます。DVDの視聴頻度が低い場合には、都度料金が発生するプランを選択することで、出費を最低限におさえられるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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