11月17日(日) 4:30
AndroidとiPhoneではオペレーティングシステム(OS)やカスタマイズ性などさまざまな違いがあります。主な違いを見ていきましょう。
Androidは、Googleが開発するオープンソースのOSで、多くのメーカー(サムスン、ソニーなど)が使用しています。自由度が高く、さまざまなデバイスで使用可能です。
iPhoneは、Appleが開発するiOSを搭載しています。iOSはAppleの製品に限定され、ハードウェアとソフトウェアが緊密に統合されているため、相互にスムーズな操作が可能です。
Androidはホーム画面やアプリの配置、ウィジェット、サードパーティーのランチャーなど、ユーザーが自由にカスタマイズできます。
iPhoneはAppleのデザイン指針に従っており、ユーザーがシステムレベルで大きな変更を加えることは困難です。
Androidはメーカーによってインターフェースが異なります。サムスンのOne UIやGoogle Pixelの純粋なAndroidなど、デザインや操作感はデバイスごとに同一ではありません。
iPhoneはすべてのデバイスで統一されたiOSを使用しており、アップデートも全てのiPhoneに同時に提供されます。そのため、どのiPhoneを使用しても一貫した操作性といえます。
AndroidとiPhoneも多くの機種が発売されているため、必ずしもどちらのほうが高い・安いということはいえません。とはいえ、基本的にはAndroidよりもiPhoneのほうが価格は高い傾向にあります。
SoftBankのホームページを見てみると、Androidの一部は10万円や20万円する機種もあるものの、多くは数万円程度から購入が可能です。
iPhoneは、最も安価な機種でも7万円以上で、ほとんどの機種は全て10万円以上です。
Androidのほうが安いからと言って、スペックや能力がiPhoneよりも劣るかというと、必ずしもそうではありません。とはいえ、iPhoneにはAndroidとの価格差を埋めるほどの魅力もあります。
iPhoneの主なメリットを見ていきましょう。
iPhoneはAppleが独自に開発したiOSを搭載しており、ハードウェアとソフトウェアが一貫して最適化されています。そのため、シームレスで滑らかな動作が特徴です。
アプリも、Appleの厳しい基準をクリアしたもののみが提供されているため、品質や安定性が高いといえます。
Appleは、古いモデルのiPhoneにも長期間のiOSアップデートを提供しています。これにより、古いiPhoneでも最新の機能やセキュリティ対策を利用することができ、デバイスの寿命を延ばせるでしょう。
Androidはメーカーによってアップデートの提供状況が異なりますが、iPhoneは全モデルに対して一斉にアップデートがおこなわれます。
iPhoneはセキュリティ対策において非常に優れており、個人情報の保護やプライバシーの管理に力を入れています。
例えば、アプリがユーザーのデータにアクセスする場合は、都度許可を求める仕組みがあり、データの取り扱いに安心感を持てるでしょう。
iPhoneはAndroidよりも価格は高い傾向にありますが、長い間使うことができ、安定性や信頼性にも優れています。
また、iPhoneは中古市場での需要も高いため、古い機種でも価格が比較的安定しています。シンプルで使いやすい操作性と相まって、多くの人に支持されているといえるでしょう。
Apple(日本) iPhone
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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