11月17日(日) 2:30
大手企業を中心として、初任給を高く設定する企業は増えているようです。しかし、賃上げブームの影響を受けているのは、決して新入社員だけではないと考えられます。
株式会社LENDEXが20~30代女性を対象に実施したアンケートによると、昨年度より年収アップしたと回答した人の割合は37.6%となっていました。約3人に1人が年収アップしていると考えると、新入社員以外にも恩恵は得られていると考えられるでしょう。
なお、同アンケートで年収の上がり幅についても結果が掲載されており、71.3%が「1円以上20万円未満」と回答しています。このことから、年収がアップしているものの、大幅な収入増加ができているわけではないでしょう。
現在の年収からアップさせるためにできることとして、以下の3つを見ていきましょう。
・即戦力になる資格を取得する
・年収の高い企業へ転職する
・業界や業種を変えてみる
それぞれの内容について、詳しく解説します。
社内で資格取得による報奨金や昇給などの制度が設けられているなら、会社の業務で活かせる資格を取得するとよいでしょう。収入以外の部分に不満がないのであれば、有効活用できる方法だと考えられます。
この方法を活用する場合、どのような資格が対象になっているかをあらかじめ確認しておきましょう。また、社内の制度によっては、大きな年収アップにつながらない可能性がある点には注意が必要です。
もし現在の会社で年収アップが見込めないのであれば、現在よりも年収の高い企業への転職も検討してみましょう。現在と同じ業界や職種であったとしても、転職によって年収アップにつながるケースはあるようです。
なお、転職する際は現在の環境からよくなるかをしっかりと調べておきましょう。所持しているスキルや培ってきた経験を活かせるかが、特に重要なポイントになると考えられます。
現在の業界や業種に強いこだわりを持っていないのであれば、思い切ってすべてを変えてみるのもよいかもしれません。長期的な視点で見れば、業界や業種を変えてみることで、将来的なキャリアアップにつながる可能性があります。
なお、業界や業種によって、平均年収はある程度割り出せるはずです。なぜ平均年収が高いのかに注目して業界を選べば、失敗するリスクが軽減できるかもしれません。
20~30代女性を対象にしたアンケートによると、年収アップしている人の割合は37.6%です。約3人に1人が年収アップしているため、賃上げブームは新入社員に限ったものではないと考えられるでしょう。
ただし、年収アップの金額は71.3%が「1円以上20万円未満」とされています。そのため、大幅な年収アップしているわけでない点は、重要なポイントとして覚えておきましょう。
もし今よりも年収を上げたいのであれば、社内の資格手当に該当する、資格の取得を目指してみましょう。現在の環境で年収アップが見込めないのであれば、転職を視野に入れてみてもよいかもしれません。
株式会社LENDEX 【20代〜30代の女性に聞いた】働く女性のお金事情!現在の貯金額最も多いのは〇〇円!(PRTIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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