読者のみなさんは、覚えているだろうか。あの〝衝撃的返礼品〟を――。
2023年12月30日、Jタウンネットは静岡県焼津市のとある「ふるさと納税返礼品」を紹介した。
それはまさかの、カツオ型のポシェット。牛革で、特産品であるカツオを模したアイテムだ。
あれから、もうすぐ1年。
ふるさと納税のことを考えなければならない季節が再びやってきたわけだが、今年の焼津市のふるさと納税返礼品一覧には、さらにインパクト絶大な返礼品が追加されていた。
「まるでミナミマグロポシェット」である!!!!!!!!!!!!!!!!
マグロ1本釣り用の釣り針を使用
「まるでミナミマグロポシェット」を手掛けたのはもちろん、「まるで鰹ポシェット」と同じく、市内にある革製品専門店・KRSカスタム・サドル。
職人の夏本幹士さんが、記者の取材に応じた。
3つの漁港を有する焼津市は、カツオだけでなくマグロでも有名だ。
市内では本マグロにミナミマグロ、キハダマグロ、メバチマグロ、トンボマグロ(ビンチョウマグロ)など、様々な種類を楽しめる。
焼津漁港の公式サイトによると、特にミナミマグロは古くから親しまれていて、焼津で「マグロ」と言えば「ミナミマグロ」を指すらしい。
そんな地元の誇り・ミナミマグロをモチーフに、「どうにか革でインパクトのある物が作れないか」。
そう考えた夏本さんは、洗面所などで使う床クロスを使って「マグロポシェット」の試作品を作ってみたという。
するとなんと、一発で成功。早速牛革でも挑戦することにした。
今回追求したのは、さらなるリアルさ。
目玉にはレジンを使い、輝かせている。
また、本物のマグロ一本釣り用の釣り針も使用。先端をずり落とし、上あご部分に刺してショルダーストラップとつなげているとのことだ。
スマホもサイフも入ります
内側のサイズは直径17センチ、深さ19センチ。
カツオポシェットはスマホを入れられるくらいのサイズだったが、ミナミマグロポシェットはそれに加えて同社が製作している長財布を入れてもまだ余裕あり。
ちなみに開くのは、断面部分だ。
24年7月に返礼品としてデビューした「まるでミナミマグロポシェット」をゲットするのに必要な寄付金額は、16万円。受注後に1つ1つ手作業で作られ、常温で発送される。
もちろん、昨年紹介した「まるで鰹ポシェット」も引き続き、返礼品のラインアップに入っている。
夏本さんいわく、「年明けに返礼品として凄く沢山の方からご注文いただきました」。
その後ブラッシュアップもされているそうで、さらにリアルになっているとのことなので、要チェックだ。
こちらに必要な寄付金額は、6万6000円。当然、常温で発送される。
なお、KRSカスタム・サドルに直接注文することも可能だ。
【関連記事】
【画像一覧】衝撃の「まるでミナミマグロポシェット」を見る
焼津市「目立つこと名違いなし!」さすがカツオの名産地...二度見必死のふるさと納税返礼品が話題
アルパカの毛、もらえます北海道・剣淵町のふるさと納税返礼品に絶賛の声「幸福度高い」「心が温まる」
「閉所恐怖症の私は新幹線で大パニック。隣席の青年に『手を繋いで』とお願いしたら...」体験談に8万人感動
〝デブの境目〟見極める画像がXで話題にアナタはどっちだ!