年収「300万円」なのにクレジットカード審査に落ちたという息子。私はそのくらいの年収で作れたのですが「基準」が変わったのでしょうか…?

年収「300万円」なのにクレジットカード審査に落ちたという息子。私はそのくらいの年収で作れたのですが「基準」が変わったのでしょうか…?

11月17日(日) 2:20

クレジットカードを申し込んだ際、審査に落ちてしまうケースがあるでしょう。年収300万円でも審査に落ちてしまう可能性は十分に考えられ、何が理由で落ちたのかが知りたい人がいるかもしれません。 この記事では年収300万円でもクレジットカードの審査に落ちてしまう理由をご紹介します。

年収300万円でもクレジットカードの審査に落ちてしまう理由

結論から書くと、基準よりも、その他の要因で年収300万円でもクレジットカードの審査には落ちてしまう可能性があります。これは審査の際にさまざまな要素が考慮されると関係しており、おもには以下の内容が審査に用いられているようです。


・クレジットヒストリー
・借り入れ状況
・申し込み内容
・勤務先や居住年数などの要因

上記の内容について、詳しく見ていきましょう。
 

クレジットヒストリー

クレジットカードの審査をする際は、クレジットヒストリーが重要視されると考えられています。クレジットヒストリーとはクレジットカードやローンの利用履歴のことであり、信用情報期間に記録されているようです。
 
例えば過去に3ヶ月以上の支払い遅延を起こしていたり、何度も延滞していたりした場合には、金融事故として取り扱われるケースもあるでしょう。金融事故の情報が記録されると、ブラックリストに入ってしまい、クレジットカードの審査に落ちてしまう可能性があります。
 
クレジットヒストリーに問題があると、どれだけ年収があったとしても審査には通りにくいようです。このことから、クレジットヒストリーは審査に影響を及ぼす要素と考えられます。
 

借り入れ状況

他社からの借り入れ状況も、クレジットカードの審査にかかわる要素の1つと考えられています。消費者金融や銀行カードローン、キャッシングやリボ払いなどが対象となり、借り入れ状況が不利に働くケースも珍しくないようです。
 
なお、住宅ローンや自動車ローン、奨学金などは借り入れ状況の対象外になるとされています。そのため、これらのローンを組んでいる場合は、特に心配する必要はないと考えられるでしょう。
 

申し込み内容

申し込み内容に不備がある場合、審査に落ちてしまう可能性があります。例えば提出書類が足りていなかったり、申し込み内容と提出書類の記載されている内容に差異があったりすると、申し込み不備として取り扱われてしまうようです。
 
また、申し込み書類を修正液や修正テープで訂正した場合も、不備になってしまうことがあります。仮に書き間違えてしまった場合は、修正するのではなく、新しい申し込み書類を用意して書き直しましょう。
 

勤務先や居住年数などの要因

これまで紹介した内容以外にも、勤務先や居住年数などの要因が関係して、クレジットカードの審査に落ちるケースがあるようです。例えば転職したばかりで勤続年数が短かったり、現在の住まいでの居住年数が短かったりすると、審査に落ちてしまうでしょう。
 
もし転職が決まっているなら、転職が完了する前にクレジットカードを申し込むとよいかもしれません。居住年数はそのほかの要因に比べると影響はあまりないと考えられますが、可能であれば住所が変わる前にクレジットカードの審査を行っておきましょう。
 

クレジットカードの審査に落ちた理由を知る方法

クレジットカードの審査に落ちた場合、基本的にクレジットカード会社から審査落ちの理由は教えてもらえません。ただし、クレジットカードの審査は自身の信用情報を基に行われているため、自身で信用情報機関に問い合わせれば、おおよその原因は確認できます。
 
例えば支払いの滞納がある場合や、金融事故を起こしている場合などの情報は、個人の信用情報に傷をつける原因です。これらの履歴があると、クレジットカードの審査に通るのは難しいでしょう。
 
なお、情報を開示する場合は手数料がかかるようです。信用情報機関や開示方法によって手数料は異なるため、必要に応じて確認しておきましょう。
 

年収300万円でクレジットカードの審査に落ちてしまう理由にはクレジットヒストリーや借り入れ状況などがあげられる

年収300万円でクレジットカードの審査に落ちてしまう理由には、さまざまな要因があるようです。おもにはクレジットヒストリーや借り入れ状況などがあげられるようですが、人それぞれ異なる点は覚えておきましょう。
 
なお、審査に落ちてしまった理由はクレジットカード会社からは教えてもらえないようです。もし信用情報を確認したいのであれば、自分自身で信用情報機関に問い合わせてみるとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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