11月17日(日) 3:50
1台の車で複数人でドライブに行く際にかかる高速代やガソリン代の費用の負担方法としては、以下のようなものがあげられます。
●全額ドライバーが負担する
●ドライバー以外の人で割り勘にする
●ドライバーを含めて均等に割り勘にする
ドライバーだけがすべてを負担すると不公平さがでてしまうため、一般的には割り勘する方法がよいでしょう。もしドライバーがすべてを負担する場合は、食事代や駐車場代はほかの人で負担するなどして、ドライバーへ配慮することが重要です。
ドライブに行く際は、高速代やガソリン代、駐車場代、食事代などさまざまな費用がかかるでしょう。
仮に高速道路を利用して片道100キロメートルのドライブをした場合にかかる高速代とガソリン代は以下の通りです。なお、ガソリン代は資源エネルギー庁発表の全国平均174.7円(2024年11月11日時点)を採用し、燃費は1リットルあたり10キロメートルと仮定します。
●高速代:約6000円(往復)
●ガソリン代:3494円(往復)
●合計:約9494円
以上から、高速道路を利用して往復200キロメートルのドライブにいく場合、高速代とガソリン代を合わせて1万円程度の費用がかかります。ドライバー以外の3人で割り勘にする場合は1人約3300円、4人で割り勘にする場合は1人2500円となります。
お金のやり取りはトラブルに発展するおそれがあるため、注意が必要です。ドライブ費用を割り勘する場合の具体例としては、以下のようなものがあげられます。
●初めて利ドライバーもしくは代表者が立て替え、後から徴収する
●事前に参加費としてお金を集め、そのお金から支払う
分かりやすい方法は、誰かが立て替えて、後からお金を集める方法でしょう。どれだけの費用がかかったのかが明確なため、支払い時にトラブルが起きにくくなるようです。ただし、1人が立て替えるため、一時的に代表者の支払い負担が発生するでしょう。
その際にお金を徴収する方法は現金が一般的なようですが、小銭が必要になり支払いが曖昧になるリスクもあります。その場合は、電子マネー決済の割り勘機能などを利用する方法もおすすめです。電子マネー決済の割り勘機能使うと、1円単位で細かく割り勘できるようになっています。参加者の了承を得られれば、後のトラブルを避けられるでしょう。
一方で、事前に参加費を集めて、そのお金で支払いをするという方法もあります。後から割り勘をする必要がなく、面倒な計算が減る可能性があります。ただし、余ったお金をどうするか、足りなくなった場合にどうするかなど、事前にお金の管理方法を決めておく必要があるでしょう。
車1台で複数人でドライブに行く場合、高速代やガソリン代などの費用がかかります。ドライバーに支払いを任せては負担が大きくなり、不公平感がでてしまいます。そのため、4人で割り勘もしくはドライバー以外のメンバーで割り勘など、全員で負担を分散するといいでしょう。
お金の問題はトラブルに発展する可能性があります。ドライブ費用の支払い方法は事前に参加者全員で相談し、全員が納得する形を決めるとよいでしょう。
経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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