11月17日(日) 2:10
まず、500ミリリットルのペットボトル入りのお茶を、2本持参すると仮定した場合の費用を計算してみましょう。お茶は買う場所やまとめ買いするかどうかなどによって価格が異なるため、いくつかのパターンで計算します。
●1日:146円
●1週間のうち平日(5日):730円
●1ヶ月のうち平日(20日):2920円
●1日:254円
●1週間のうち平日(5日):1270円
●1ヶ月のうち平日(20日):5080円
●1日:約118円
●1週間のうち平日(5日):約590円
●1ヶ月のうち平日(20日):約2360円
次に、自宅で1リットルのお茶を作り、水筒に入れて持参する場合の費用を計算してみましょう。
今回は、20袋入りで397円(税込み)のティーバッグを使用してお茶を作ると想定して計算します。1袋で240ミリリットル分のお茶を作れるとして、1リットル分のお茶を作るのに4袋のティーバッグを使用することにしましょう。
ティーバッグ代だけで、1日約80円かかる計算になります。
これに、1日1リットルの水道代をプラスします。東京都水道局によると1リットルあたりの水道代単価の目安は0.24円なので、ティーバッグ代とあわせて80.24円です。平日のみだと、1週間(5日)に約401円、1ヶ月(20日)に約1605円かかることになります。
ペットボトルのお茶を購入する場合と比較すると、まとめ買いで安いお茶を購入できたとしても、1ヶ月で700円以上の節約になるでしょう。
今回の事例では「妻が節約したいと言っている」ということなので、会社通いをするうえでできるそのほかの節約方法についてもご紹介します。
例えば、ランチはできるだけ外食を控えてお弁当を持参しましょう。お弁当を作ることが難しい場合は、500円ランチを心がけるのもおすすめです。コンビニで買うと高くなりがちなので、500円以内で済ませられるお店を探してみるとよいでしょう。
そのほかにも、飲み会への参加回数を減らす、スマホ決済やクレジットカードを活用してポイントを貯めるなどの方法で節約するのもよいかもしれません。
毎日、会社にお茶を持って行くのであれば、ペットボトルのお茶を購入するよりも自宅で作ったお茶を水筒に入れて持って行く方が安く済むかもしれません。
例えば、まとめ買いで安く購入できたお茶でも、500ミリリットル入りのペットボトルを2本持参する場合、お茶を作って水筒に入れて持って行くよりも月700円以上高くつく可能性があります。
会社通いをするにあたって、ほかにも節約につながる方法があるので、何を実践できるか考えてみるとよいでしょう。
東京都水道局 水道のご使用について 水の上手な使い方
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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