ドラマ&映画『【推しの子】』ワールドプレミアが17日、都内で開催され、アイドル・グループ「B小町」に扮する齊藤なぎさ(ルビー)、原菜乃華(かな)、あの(MEMちょ)が出席。チームワーク抜群だった現場の様子を振り返った。イベントには、櫻井海音、齋藤飛鳥、茅島みずき、吉田鋼太郎、倉科カナ、金子ノブアキ、要潤、スミス監督・松本花奈監督も登壇した。
【写真】「B小町」齊藤なぎさ&原菜乃華&あののソロショットも!
本作は、赤坂アカ・横槍メンゴによる同名漫画を実写化。原作漫画は、伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界にちゅうちょなく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーで人気が沸騰した作品を、実写ドラマ&映画として展開する。
この日は「B小町」が歌う「我ら完全無敵のアイドル!!」のPVを背景に、パフォーマンスグループ「ゼロから打ち師始めます」のステージからイベントがスタート。ランウェイから颯爽と登場した齊藤は「私は13歳からアイドルをやらせていただいていたのですが、小さいころからアイドルに憧れていたので、私が演じたルビーちゃんに似ていました」と自身と役の共通点を述べると、2023年にアイドル・グループを卒業してからのアイドル役に「歌とダンスのレッスンをして『久々にアイドルができているんだ』と懐かしい気持ちでした」と笑顔を見せる。
原は「原作を読ませていただいていて、(原が演じた有馬)かなちゃんに感情移入しすぎて辛くなって一旦途中で読むのを辞めてしまったんです」と明かすと「過去一番共感できるキャラクターをやらせてもらえて、とても嬉しかったです。物心ついて初めてできた夢がアイドルになることだったので、最高の形で夢を叶えさせていただきました」と感無量な表情を浮かべていた。
原作でも人気の「MEMちょ」を演じたあのは、「今回初めて金髪にしたり、撮影中にYouTubeを始めたりと、MEMちょの気持ちを知りたいと思えるような役でした」と語ると「自分もアイドルをやってきたのですが、MEMちょを演じたとき、その時には感じることができなかった気持ちを感じられたなと思いました。性格は正反対なのですが、自分の良さと悪さを自分で理解して表現しているとことは、共感ができました」と役について述べていた。
吉田演じる斉藤壱護の妻であり苺プロダクション現社長・斉藤ミヤコを演じた倉科は「B小町」たちの面倒を見る役だ。倉科は「本当に素晴らしかった。撮影をしながら、ダンスや歌の練習をしているのですが、日に日にチームワークが良くなっていくんです」と絆の深さを絶賛すると「とても仲が良くて見ていても楽しかった」と回顧。
あのは「カメラが回っていないときは常に私たちはふざけていました。そんな私たちを倉科さんが、突っ込んでくださったり、包み込んでくださったりしたので、本当に楽しく撮影ができました」と感謝を述べると、原も「とても支えてくださいました。太陽のような存在のミヤコさんも、B小町のメンバーもみんな大好きです」と満面の笑顔で語っていた。
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