11月17日(日) 5:20
全国農業協同組合連合会(JA全農)が実施した「現代人のお弁当事情に関するアンケート」によると「お弁当を作るのにかける1食あたりの費用」について、以下のような結果が出ています。
●200円~300円:29.2%
●100円~200円:18.9%
●値段はあまり気にしない:13.7%
また、お弁当を「買う」のではなく「作る」理由については、6割以上の人が「出費を安く済ませられるから」と答えています。実際に同調査によれば、コンビニなどでテイクアウトする場合の1食分の費用は「300円~500円」が34.7%と最も多く、次いで「500円~600円」「600円~700円」と、手作り弁当にかける費用よりも高いことが分かります。
手作り弁当の代わりにコンビニのおにぎりを2個買って食べる場合の費用を確認してみましょう。例えば、コンビニで157円と140円(ともに税込み)のおにぎりを1個ずつ購入した場合の費用は297円です。
費用としては手作り弁当1食に300円かけた場合と変わらないため「手間と時間をかけてお弁当を作るよりも、おにぎりを2個買って持っていった方がよい」と考える人もいるでしょう。
ただし、コンビニのおにぎりだけでは野菜がとれず、たんぱく質の量も少ない場合があり、栄養面での心配が出てくる可能性があります。
コンビニで昼食を購入する際には、なるべく安く済ませられて、栄養面での心配も少なくなるよう考えましょう。
栄養バランスを考えてお弁当を買うという選択肢も考えられますが、コンビニに売っているお弁当でさまざまな具材が入ったものは、500円以上することが多いようです。そのため、手作り弁当と同じくらいの費用で済ませたいという人にとっては、難しいかもしれません。
例えば、おにぎりと一緒にサラダを食べるようにすれば、野菜を摂取できます。140円(税込み)のおにぎり1個と181円(税込み)のサラダなら321円で購入可能です。
そのほか、お惣菜のきんぴらごぼうやひじき煮なども100円台で購入できる場合があるため、おにぎりとあわせて購入するのもおすすめです。
おにぎりが2個ないと量が足りない場合は、家で簡単にできるサラダなどを作って持参するのもよいかもしれません。
今回参照したアンケートによれば、お弁当を「買う」よりも「作る」という人の多くが「出費を安く済ませるため」という理由を挙げており、手作り弁当1食にかける費用は「200円~300円」程度と答えた人が最も多くなっています。
「300円かけてお弁当を作るのなら、コンビニで150円程度のおにぎりを2個買っても変わらないのでは?」と思うかもしれませんが、おにぎりだけでは栄養面で心配な部分もあるでしょう。
いろいろな具材が入ったお弁当だと500円以上する場合が多いため、手作り弁当と同じくらいの費用でおさえたいのであれば「おにぎり1個+サラダ」「おにぎり1個+お惣菜」にするなど、組み合わせを工夫することをおすすめします。
全国農業協同組合連合会(JA全農) 現代人のお弁当事情に関するアンケート(2~3ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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