【写真】畑芽育“芽”が、深田竜生“沼田”への気持ちを自覚「好きなだけ」
堀田真由が主演を務める「若草物語ー恋する姉妹と恋せぬ私ー」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ※Hulu、TVerでも配信)の第6話が11月17日(日)に放送される。
■世界中で愛される四姉妹が令和ニッポンを舞台に蘇る
本作はアメリカの作家、ルイザ・メイ・オルコットが手がけた「若草物語」が原案。「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら...」という着想から、舞台を大胆に現代に置き換えて描かれる、社会派シスターフッドコメディー。
堀田は、勝気で口が達者な町田家の次女・町田涼を演じる。「恋も結婚もしない!一生姉妹で暮らしたい!」と願う涼は、脚本家を目指してテレビドラマの世界に飛び込むも、“ある理由”から筆を折り、現在はドラマ制作会社の助監督として慌ただしい日々を送っている役どころ。
さらに、しっかり者の長女・町田恵を演じるのは、仁村紗和。結婚願望強めの恵は、ハローワークの非正規職員として肩身の狭い思いをして働きながら、ひそかに職場恋愛中。しかし恋人からは結婚をはぐらかされ、モヤモヤを募らせる日々。仁村は、日テレ系ドラマにレギュラー出演するのは今作が初となる。
明るく甘え上手な末っ子・町田芽を演じるのは、畑芽育。ファッションデザイナーを夢見て服飾専門学校で腕を磨く芽は、恋愛面ではしたたか。エリート大学生と順調に交際を続けるも、ある一人の“ワケあり沼オトコ”との急接近を機に、恋と夢のはざまで大きく揺れ動く。
おっとりとした心優しい三女・町田衿を演じるのは、長濱ねる。役者志望の衿は、脚本家を目指す涼にとっての一番の理解者でもあり、特別な絆で結ばれたソウルメイト。しかしそんな衿には、姉妹たちに言えない“ある秘密”があった。
■涼にとりまくキャラクターたち
次女・町田涼(堀田)の20年来の幼なじみは、一ノ瀬颯が演じる行城律。早くに両親を亡くし、ホテル経営者である祖父のもとで育った律は、新聞社の文化部で記者として働いているという役どころ。涼にとって律は、性別の垣根を越えた“唯一無二の親友”。一方、律にとって涼は、幼い頃からひそかに想いを寄せる“好きな人”。高校時代の“ある出来事”をきっかけに、一度は彼女への想いを断ち切ろうとした律だったが、ひょんなことから運命的な再会を果たす。
また、渡辺大知が演じる小川大河は、ハローワークで働く正規職員。四姉妹の長女・恵(仁村)とは周囲に内緒で職場恋愛を続けている。名門私立大学出身で、人懐っこく愛嬌もあるが、実はプライドが高く、ややモラハラ気質な面がある役どころ。恵が結婚したがっていることに薄々気が付いてはいるが、気楽な独身生活を好んでいるがゆえに、「自分にはまだ早い」と考えており、結婚の話をうやむやにしている。
さらに、深田竜生が演じる沼田灯司は、ファッションデザイナー志望の服飾学生で、四姉妹の四女・芽(畑)のクラスメイト。常日頃から高価なファッションアイテムで身を固め、いかにもお金持ちそうに見えるが、周囲とは一線を引いており、その私生活は謎に包まれている。ミステリアスな色気をまといつつ、どこかつかみどころのない沼田は、「好きになったら危険」とわかっていてもうっかり心奪われてしまう、魔性の“沼オトコ”。そんな沼田とひょんなことから急接近する芽だったが、実は沼田は“ある事情”を抱えている。
■これまでの放送では――
プロットライターとして初めての原稿料をもらった涼(堀田真由)は、浮かれ気分で律(一ノ瀬颯)にご飯をおごった帰り道、芽(畑芽育)の同級生・沼田(深田竜生)の怪しげなバイト現場を目撃。
あのポーカーフェイスの沼田がセレブ風の年上女性からお金をもらい、笑顔でハグするなんて…。ただごとではないと感じた涼は、家に帰って芽に報告。訳があるなら友達として相談に乗ってあげるべきだと伝えるが、恵(仁村紗和)は「関わっちゃダメ」と沼田を警戒。沼田の家庭事情を知る芽は複雑な心境を抱く。
一方、引っ越しの荷ほどきが一段落した律は、ホテル経営をしている祖父・豊(佐戸井けん太)のもとを久しぶりに訪ねる。少し痩せたようにも見える祖父の体。心配する律に「誰かいい人はいないのか」「このホテルを継ぐのは律なんだぞ」と二言目には結婚の話をしてくる豊。律は涼への想いに蓋をして、今は誰とも結婚する気がないこと、ホテルを継ぐ気もないことを伝える。
そんな律との友情関係を崩したくない涼の気持ちを、かなえ(筒井真理子)が「男女の友情なんて、欺瞞に満ちてる。ちょっと茶々が入ったくらいで崩れる」とバッサリ。男女の友情のもろさを指摘された涼は反論しつつも、律との間に起こった“9年前の事件”を思い出してしまう。
それぞれの想いが交錯するなか、律のスマホに突然、病院から不穏な電話がかかってくる。
■第6話では――
かなえ(筒井真理子)が脚本を手がける連続ドラマ「恋愛遊覧船」の配信用スピンオフドラマの制作が決定し、手一杯のかなえに代わって涼(堀田真由)が企画を考えることになった。スピンオフの主演は、ドラマ本編でヒロインの友人役を務める現役アイドルの小百合(中田青渚)。かなえから「型にはまらない企画を出してみなさい」とアドバイスをもらった涼は、配信でのバズりを狙ってドロ沼不倫愛憎劇を企画。プロデューサー・坂口(今井隆文)のゴーサインが出て、そのまま脚本も書かせてもらえることに!
しかし、偶然企画書を目にした黒崎(生瀬勝久)に「大見得切ったわりには、こんなものですか」とケチを付けられてしまう。頭にきた涼は、黒崎をギャフンと言わせるスゴい脚本を書いてやろうと意気込む一方で、律(一ノ瀬颯)に手を握られた夜から抱えるモヤモヤした気持ちは晴れないまま…。
恵(仁村紗和)の職場では、同僚の佐倉(酒井若菜)が勇気を出して上司のセクハラを告発。しかし、イチ非正規職員の言葉を誰も信じてはくれず…。孤立する佐倉を気の毒に思いながらも雇い止めにおびえる恵は、上からのヒアリング調査で答えに迷ってしまう。
芽(畑芽育)は、ママ活していた沼田(深田竜生)をかばったことでクラスメートからすっかり腫れ物扱いされてしまうものの、そんな周囲の目なんてどこ吹く風。ファッションコンクールに向けて奮闘する芽と沼田にうれしい知らせが届く。
それぞれが転機を迎える中、2年前から止まったままだった涼と衿(長濱ねる)の時間が静かに動き始める。
――という物語が描かれる。
■三女が姿を消した理由…予告動画に反響
公式HPなどで公開されている予告動画では、「なんで衿、いなくなったんだろう…」と涼が自問自答するせりふからスタート。「衿が本当は何を考えていたのか、腹割って話したことあんまりなかったかも…」と、衿との記憶を思い出しながら後悔する姿も。
さらに、プロデューサーから「バズる企画を考えたい」と聞いた涼は、かなえからアドバイスを聞きながら脚本作りをすることに。バズりに詳しい芽に相談すると、「配信で今伸びるのは、不倫とか、泥沼とか、そういう系だから」と一言。それを聞いた律は「そんなやつ、涼に書けるかな…」とつぶやくと、涼は嫌な顔をして律をにらむ。
必死に書いて出した企画書は、プロデューサーに大ハマり。そのまま脚本を書いてもいいとゴーサインが出るも、黒崎に企画書を見られ「こんなもんですか…」とケチをつけられる事態に。「すっごいの書いてやる!」と悔しさをバネにするも、天敵脚本家と新たなバトルが勃発しそうな予感が…。
また、芽は「沼田と付き合ってるの?」と聞かれると「ううん、好きなだけ」と自分の気持ちに正直になる場面も。沼田も、弟から「お姉ちゃんのこと好き?」と聞かれると、「俺が好きなのは…」と本心が明らかになりそうだ。一方恵も、同僚が起こしたセクハラ告発に頭を悩ませる。
ラストには「もぅ友達なくすの嫌なんだよね…」と、律との関係に予防線を張るも、「僕からは絶交したりしない」と律が真剣な目で思いを伝える様子が映し出される。
第6話放送を前に「律の片想い、見ててつらい…」「不器用な涼を好きでいてくれる律はほんとにいい男」「沼田の弟への接し方も沼」「芽ちゃん、同級生に一喝!最高!」「そろそろ衿出てくる…?」「恵の彼氏に何か違和感…」といった声など、オンエア前からSNS上などで話題となっている。
「若草物語」第6話は、11月17日(日)夜10:30より日本テレビにて放送。
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