【写真で確認】大量の肉を小分け冷凍する時間がない!さて、どうする?
「化石」化しやすい冷凍品の代表例といえば「肉の大容量パック」。割安だからと買ったものの、大きすぎて扱いに困ったり、食べ切れなかったりする場合もあります。そこで、買い物後の作業や、食べ切るためのポイントを紹介します。
教えてくれたのは…
▷整理収納アドバイザー中山真由美さん
Ritta Stanza(リッタ スタンツァ・やさしい空間)代表。お部屋と心のカウンセラー。2007年から整理収納アドバイザーとして活動。個人、法人だけでなく、整理収納アドバイザーを支援するサービスや講座も開催する。
■肉の大容量パック。攻略法は「冷凍の後回し」
■冷凍室あるあるといえば…
1物価高対策で割安な「大容量パック」を買う
肉の大容量パックは少量パックに比べてコスパがよく、物価高時代の強い味方。とはいえ買い物後、小分けにするなどの作業が結構面倒。
⇩
2そのまま冷凍室に入れて化石化…
そのまま冷凍すると、使いたい分だけ解凍しにくい。冷凍室のニオイが肉に移り、味が落ち、さらに使わなくなって化石化の道をたどることに。
脱化石化のポイント
■「冷凍は後からでいい」「適量を買う」
肉の大容量パックを買ったものの、その後すぐ小分けにする余裕がなければ、一時的に冷蔵室に入れて。時間があるとき小分けにして冷凍室に移せばOK。場合によっては割高でも適量パックを買いましょう。
冷蔵室に一時置き場を作る
大容量パックを買ってもすぐには冷凍せず、1回分の肉を使ってから、残りを小分け冷凍にする。そのかわり、冷蔵室に大容量パックを一時収納する場所を確保しておくように。
時間があるとき冷凍用保存袋に移し冷凍室へ
夕食後や翌日など余裕のあるときに冷蔵室の肉を小分けにし、冷凍用保存袋に入れ、冷凍室上段へ。薄く重ねて冷凍すれば、取りやすく省スペース。
わが家の1回分の量を把握しておこう
例えば「1回の夕食で、わが家が消費するとりもも肉の量」を把握しましょう。正しく1回分ずつ小分け冷凍にすれば、食品ロスが減ります。
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面倒くさがり屋さんにぴったりの「後回し冷凍」は、「コロンブスの卵」的な発想の転換!ぜひ実践してみましょう。
監修/中山真由美撮影/林 ひろし取材・文/宇野津暢子
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