子どもが学校で友達のものを壊してしまうと、親は謝罪や弁償を考えるものです。でも相手の親から断られてしまうこともあるようですね。ママスタコミュニティのあるママも、対応に困っているようです。
『小1の息子が、友達の傘を壊してしまいました。学校と相手のお母さんでやりとりしてもらい、相手のお母さんの電話番号を教えてもらいました。すぐ謝罪の電話をして弁償する旨を伝えましたが、「小1だしお互い様ですよ」と言っていただけて、弁償は断られてしまいました。子ども会の関係で住所は知っていて、これから謝罪の菓子折りを持って行こうと思うのですが、夕ご飯の時間になるので迷惑でしょうか。私はお菓子を持って謝罪ができれば気が済みますが、相手はどう思うでしょうか』
子どもが友達の傘を壊してしまい、相手の親御さんに謝罪をした投稿者さん。弁償は断られてしまったため、菓子折りを持って直接謝罪をしたいようですね。ただ一度断られていることや、夕ご飯の時間帯であることなどが気になっているようです。このような場合、他のママたちならどうするでしょうか。
謝るなら早い方がよい。直接謝罪に伺う

『私が投稿者さんなら行く。行くことでマイナスにはならないと思う』
『忙しい時間帯なのは重々承知だけれど、謝罪は早い方がいい』
『とにかく今日謝罪に行く！傘を弁償する！お互い様ですよを鵜呑みにしない』
相手の親御さんには電話で謝罪をしていて、「お互い様」という言葉をいただいています。でもそれは社交辞令の言葉だったのかも？投稿者さんもそれを鵜呑みにしていいのかと悩んでいます。傘を壊され怒っている可能性もゼロではありませんから、直接謝りに行くのがよさそう。夕ご飯の時間帯になったとしても、その日のうちにきちんと謝っておきたいですね。
相手の親御さんはどう思う？
『傘で菓子折りはやりすぎ。お会いしたときに再度謝ればいいんじゃない？菓子折りを持ってこられたら、この先気まずい』
今回壊れたのは傘。基本的にはそれほど高額なものではないでしょうから、わざわざ菓子折りを持って謝りにきていただくと、逆に申し訳ない……。相手の親御さんはそう思ってしまうかもしれません。今後学校で会ったときにかえって気まずくなってしまうならば、電話で謝罪をしてそれで終わりにしてもよさそうです。
『自分の子が壊されたら、弁償は必要ないと思う。でも相手のお母さんの謝罪したい気持ちや菓子折りを持って謝りたい気持ちもわかるから、菓子折りは受け取るし、これからも仲良く遊びましょうね！と言うかな』
もし自分の子どもが傘を壊したならどうするのか？相手の親御さんも逆の立場になって考えるでしょうから、投稿者さんが菓子折りを持って謝りに行けば、素直に受け入れてくれるのではないでしょうか。謝罪を要求するつもりはなくとも、受け入れた方がお互いにすっきりとした気持ちになれる場合もあるでしょう。
菓子折りよりも傘の方がよいかもしれない

『お菓子より、同じ傘を買って返したらどうかな？相手が本当にお互い様と思っていても、新しい傘を買いに行く手間は発生させてしまうわけだし』
『お菓子より傘を買って返す。明日雨だったら申し訳ないし』
投稿者さんは菓子折りを持って謝りに行こうとしていますが、傘の方がよいとの意見もあります。もし明日も雨ならば、傘がなくて困ってしまうかもしれません。明日が雨でないとしてもいつかは買いに行くことになるので、その手間を考えると傘を買って弁償したほうが喜ばれるのではないでしょうか。
謝罪に行った投稿者さん。結果気持ちはスッキリ
『夜の7時くらいに菓子折りを持って子どもと謝罪に行ってきました！傘代として現金を包みましたが、「お金は大丈夫ですから！」と辞退され、お菓子だけ渡して帰ってきました。忙しい時間帯に申し訳なかったですが、今日中に謝罪ができてよかったです』
投稿者さんは菓子折りと傘代を持って謝りに行ったそうです。傘代は受け取ってもらえなかったようですが、お菓子を渡すことができ、投稿者さんも悩んでいたことが解決してスッキリしたようですね。
子ども同士でものを壊した、壊されたということが起きてしまう場合もありますが、早い段階で謝罪をしておくことが大切になってきそうです。今回のように「お互い様」と言われたとしても、きちんと謝ることで印象が悪くなることはないでしょう。直接の謝罪が必要かどうかは状況によって変わるでしょうが、丁寧な対応をしておいて損はなさそう。この先も学校で関係が続くことを考えると、謝罪をうやむやにすることなく、誠意を持って対応していきたいですね。

文・こもも編集・有村実歩イラスト・Ponko

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