さまざまな事情で家族の介護や家事などを担っている子どもたち。その荷の重さは想像を絶するが、同じような事情を抱える横のつながりが少なく、なかなか関係者にたどり着かないことは、支援がなかなか進まない一つの要因にもなっている。
こども家庭庁「令和6年度ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進補助事業」のシンポジウム「わづくり〜ヤングケアラーが自分らしくいられる未来に向けて〜」(ヤングケアラー協会・東京)が
大阪(12月4日)
、
北海道(12月11日)
、
東京(2025年2月19日)
、そして
オンライン(2025年3月5日)
と計4回開催される。
ヤングケアラーの当事者をはじめ、民間支援団体、行政、福祉関連事業者、教育・医療関係者など、多岐にわたる分野の関係者とのネットワーク形成を目的としたイベント。交流の場を設けて当事者や関係者が相互に理解を深め、つながりを作り深める機会。対話を通じて関係者の声を直接聞く機会を設け、支援の在り方を模索することも大きな狙いだ。
参加費は無料(事前申し込み必須、締め切りは12月2日17時まで)。
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