【写真】「モアナと伝説の海2」モニ、ロト、ケレのキャラクターポスターが公開
ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日[金]全国公開)で、モアナと相棒マウイと共に冒険に出る新たな仲間のモニ、ロト、ケレ、マタンギ役の日本版声優が決定。モニ役を小関裕太、ロト役を鈴木梨央、ケレ役を山路和弘、マタンギ役をソニンが務める。さらに、モアナ役の屋比久知奈、マウイ役の尾上松也ら日本版声優陣がオープニングを飾る新曲「帰ってきた、本当のわたしに」を歌う特別映像とキャラクターポスターも解禁となった。
■海の呪いと解くため危険に満ちた海の果てへと旅立つモアナ
前作「モアナと伝説の海」から3年、少し大人へと成長したモアナは愛する家族や島の仲間たちとともに幸せに暮らしながら、今はまだ見ぬ海のどこかにいる“仲間”を探していたが、他の島で暮らす人はいっこうに見つけられていなかった。
そんなある日、人間を憎み世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知ったモアナ。美しい海とこの世界に危機が訪れていることを知った彼女は「全ての海をつなぐ1000年に1人の“導く者”」として、広い海を分断する呪いを解き再び世界を一つにするため“生きては帰れないかもしれない”ほど危険に満ちた海の果てへと旅立つ。
本作でモアナと一緒に冒険に出るのは、前作にも登場した風と海をつかさどる半神半人の英雄でモアナの相棒マウイ、元気いっぱいだけどちょっと怖がりなブタのプアやいつも神出鬼没で予測不可能なニワトリのヘイヘイ。
さらに、モアナとマウイが大好きな伝説オタクの青年モニ、天才肌の頼れる船大工の少女ロト、植物を愛する料理担当の老人ケレという新たな仲間が加わり、成長していくモアナにとって重要なキャラクターたちだ。
■小関裕太、収録を終えて「いつかと思っていた夢が一つかないました」
小関が担当するのは、英雄として語られるマウイとモアナを“推し”のように大好きな青年で、島の歴史や神話に詳しく、鋭い観察眼を持っており、モアナにとって頼もしい存在となるモニ。
モニ役に決まった時の心境について「信じられなかったです。オーディションを受けた時、キャラクターを掴むのが難しく、うまくできたのか不安でしたが、合格の連絡をもらったときはすごくうれしかったです!歌うキャラクターの声優に憧れがあって、いつかと思っていた夢が一つかないました」と喜びを爆発させた。
また、「モニはマウイとモアナにすごく憧れを持っていて、未知なものに出合ってみたい、という興味が広く深いです。元気で前向きで明るく、小さな悩みがあっても見ていると元気をもらえるキャラクターです」と演じたモニの魅力を熱弁した。
収録を振り返り「キャラクターとして歌ってみて、収録がとても楽しかったです。耳に残って歌いたくなる、参加したくなる曲が『モアナと伝説の海2』にも登場していますし、その中でも特に明るくて『旅って楽しいね』という気持ちを歌う楽曲に参加しているので、とにかく楽しんでレコーディングを終えました」と明かした。
■モアナの右腕的存在・ロト役は鈴木梨央
鈴木が演じるのは、モアナの冒険に欠かせない大きなカヌーを設計し、過酷で危険な状況に陥っても瞬時に対応するモアナの右腕的存在となるロト。
オーディション合格の知らせを聞いた鈴木は「純粋にすごくうれしかったです。ロトは普段の自分とは違うところが多い子なので、最初はちょっと不安な気持ちがありましたが、どういうふうにロトを演じようか考えているうちに、一緒に冒険しているようなワクワクした気持ちになり、早くアフレコに臨みたいなと思いました」と語った。
ロトの魅力については「自分が決めたものを信じて揺るがない気持ちを真っすぐ貫く女の子です。挑戦してみるしかない!というロトのひたむきな姿に胸を打たれました。モアナのことを一緒に引っ張っていく新しい仲間として心強い存在であれるように、自分なりにロトを演じましたので、見てくださる方に少しでも届いたらいいなと思います」と話した。
■山路和弘「ついに“じいさん”の役が来るようになったか!」
山路が演じる老人ケレは、頑固で口数が少なく一風変わっているが、実は農作物や植物のことなら何でも知っていて頼りになる人物。歌が嫌いなケレは明るく前向きなモアナとはじめは相容れないが、危険が待ち受ける冒険の中で、ケレの知識と経験によりモアナたちを支えるキャラクターだ。
本作への出演について、山路は「お話を頂いたときは、世界中で愛されている『モアナと伝説の海』の続編に参加することが決まってワクワクすると同時に『ついにこういう“じいさん”の役が来るようになったか!』と感慨深かったです(笑)」と語った。
「ケレは、島に住みながらも水が苦手で泳げない、植物を愛する頑固者のじいさんです。最初はちょっといや〜な奴ですが、モアナたちに魅了されて、だんだんと前向きになっていく。お話が進むにつれてひょうきんな一面も見えてきたりして、とてもかわいらしいキャラクターです。頑固者のケレがどんな変化を遂げていくか、楽しみにしていてください」と見どころを語った。
■モアナを惑わす存在・マタンギを演じるソニン
ソニンが演じるマタンギは、冒険の中で出会う見た目は漆黒でコウモリのように舞い、モアナを惑わす存在として現れるキャラクター。モアナが使命を背負い大きな困難を乗り越えていく上で重要なカギを握る存在となる。
マタンギ役に決定して「電話で合格を聞いて、道端で叫びました!全力で臨んだけど楽曲がすごく難しかったので、『まさか…!』と思って驚きとうれしさがありました」と振り返った。
キャラクターについて、「ちょっと妖艶でパワフルです。歌っているときもパワフルで、歌にもせりふにも前向きなエネルギーをくれるところがあります。マタンギは性格もフィジカルも軽やかなので、隣にいたと思ったら次の瞬間にはすごく離れたところにいたり、右にいたと思ったら左にいたりして、どこから現れるか分からない。だけど、プレッシャーをかけすぎず、さらっとモアナの背中を押すところがマタンギの魅力だと思います」と語った。
また、「勇気を出していろんな道を迷いながら行くからこそ、信念が見つかることをマタンギが教えてくれます。危険な道に進む勇気を与えてくれる存在なんです。この物語とマタンギのキャラクターを通していろんな人に届くといいなと思います」と話した。
■日本版声優全員で歌う「帰ってきた、本当のわたしに」
「帰ってきた、本当のわたしに」のスペシャル歌唱映像では、モアナ役の屋比久やマウイ役の松也ら日本版声優陣の歌声を一足先に堪能することができる。
物語の冒頭を飾る本楽曲は、モアナがはるかかなたの海へと航海に繰り出す自由に胸を膨らませ、自分の心のままに生きられることへの喜びを歌っており、ディズニー・ミュージカル作品のオープニングらしい、これから始まる物語にワクワクする一曲になっている。
そんなモアナが歌う楽曲を、今回は特別に日本版声優全員でハモリやコーラスも担当し歌い上げる。
なお、前作「モアナと伝説の海」はディズニープラスで配信中。
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