11月15日(金) 18:00
RABOは、160億件のデータ(2024年10月時点)のなかから、猫が何億時間分寝たのかや、何億グラムうんちをしたのかなど、猫にまつわるユニークな「Catlog」のデータおよび、RABOや「Catlog」の「データで振り返る5周年」を発表。
あわせて、地震からはじまった2024年に同社だからできる取り組みの一環として、「Catlog」を着けた猫が迷子になってしまった場合、半径約10m範囲の位置情報を地図で表示する「迷い猫モード」を新機能としてリリースする。
愛猫の調子を直感的に把握できる『Catlog』
RABOによる猫の行動を24時間365日見守る首輪型デバイス「Catlog」は、「世界中の猫様と飼い主さんが1秒でも長く一緒にいられるように。」との思いからスタート。今年5周年を迎えた。
この5年間、各種体調変化のアラートや、元気スコアの表示など様々なアップデートを行い、多くの猫を見守ってきたとのこと。
「Catlog」には、160億件のデータ(2024年10月時点)のなかから、猫が何億時間分寝たのかや、何億グラムうんちをしたのかなどが反映されている。
また、「Catlog」と「Catlog Board」の2つのデバイスで猫の日々のデータから行動やコンディションを自動的にAIが解析し、難しい健康管理をすることなく、愛猫の調子を直感的に把握。
日頃の過ごし方や、体調不良時の通院判断、そして動物病院での診察にも役立てられる。
マイクロチップをつけていることが多い犬と比較して、猫は迷子になってしまうケースが多く、元の飼い主が見つかり返還できた犬が36.6%に対して、猫は0.8%に留まっている。
このような状況に対し、RABOは、「Catlog」を着けた猫が迷子になってしまった場合、半径約10m範囲の位置情報を地図で表示する「迷い猫モード」を新機能としてリリースすることを決定。万が一、猫が行方不明になった場合の捜索の手助けとして利用することができる。
このモードをONにすると、対象の猫の「Catlog」の電波を受信したデバイスの位置を中心として、半径約10m範囲の位置情報を地図で表示。
「Catlog」ユーザーはもちろん、普段「Catlog」を利用していない人でも、アプリをインストールするだけで捜索を手伝える。
家族や友人知人に協力してもらうことはもちろん、匿名で利用できるため、SNSで行方不明になったと思われる場所や時間などを共有して多くの人と協力して捜索することも可能だ。アプリが、猫や飼い主の個人情報を他の人に公開・共有することは一切ない。
現在開発最終段階のため、「迷い猫モード」のリリースタイミングについては、改めて「Catlog」公式Xアカウントなどで知らされる。なお、同機能は、行方不明の猫の位置を特定したり、確実に発見できたりするものではない。
Catlog 基本セットCatlog基本セットは、Pendant(首輪センサー)1つ + Home(受信機)1つ。1つのHomeで複数のPendantに対応できるので、2匹目以降の猫にもPendantを装着する場合は「追加用Pendant」が必要となる。Pendantの電波は、Catlog Homeが近くにある場合、Pendantの電池残量、猫様の体勢、周囲の環境(家具家電・建造物)等ににより受信状況に影響するため、近い距離にいても電波の受信ができない場合がある。
猫の健康を管理したい人や迷子の心配がある人は、「Catlog」をチェックしてみては。
Catlog公式サイト:https://rabo.cat/catlog
Catlogアプリデモ体験ページ:https://www.figma.com/proto/yLcyfkqIkaLwCXmF75miUY/CatlogDemo-JP?page-id=0%3A1&node-id=393-12044&viewport=258%2C416%2C0.11&scaling=scale-down&starting-point-node-id=393%3A12044
※出典 環境省「熊本地震における被災動物対応記録集」(PDF):https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3003/full.pdf
※本記事の写真を許可なく転載、複製、改変等することは不可。
※「Catlog」および「猫様」は、株式会社RABOの登録商標です。
(佐藤 ひより)