高橋メアリージュン“美雲飛鳥”が世の“クソ夫”たちを成敗…「離婚弁護士 スパイダー」~慰謝料争奪編~前半戦を振り返り

「離婚弁護士 スパイダー ~慰謝料争奪編~」より/(C)NTV

高橋メアリージュン“美雲飛鳥”が世の“クソ夫”たちを成敗…「離婚弁護士 スパイダー」~慰謝料争奪編~前半戦を振り返り

11月15日(金) 12:00

「離婚弁護士 スパイダー ~慰謝料争奪編~」より
【動画】痛快リーガル・エンターテインメント「離婚弁護士 スパイダー」~慰謝料争奪編~60秒予告

高橋メアリージュン演じる敏腕弁護士が、型破りな調査で世の“クソ夫”たちを成敗していくドラマ「離婚弁護士 スパイダー」~慰謝料争奪編~(毎週金曜深夜0:30-0:59、日本テレビ ※Huluで最新話まで全話配信中)。本記事では、物語前半戦となる第1話~第4話のあらすじや見どころを振り返っていく。

■金子ノブアキ、樋口幸平、渋谷凪咲らが出演する「離婚弁護士 スパイダー」~慰謝料争奪編~

同ドラマは「着手金はゼロ」「慰謝料は人生を再スタートさせるためのパスポート」がモットーの弁護士が、結婚生活に悩む依頼人たちのため、型破りな調査で“クソ夫”たちを成敗していく痛快リーガル・エンターテインメント。

高橋演じる主人公・美雲飛鳥(みくも あすか)は、依頼人のためなら手段を選ばず相手方から容赦なく慰謝料を取り立てるやり方から、他の弁護士たちに通称“スパイダー”と呼ばれている。

そんな美雲を豊富なIT系知識を駆使してサポートするパラリーガル・池本純(いけもと じゅん)を樋口幸平、美雲が信頼を置く潜入調査が得意なフリーランスの調査員・伊原麻衣香(いはら まいか)を渋谷凪咲、そして物語のキーパーソンとなる美雲の元夫で業界最大手に勤める弁護士・一ノ瀬達也(いちのせ たつや)を金子ノブアキが演じる。
「離婚弁護士 スパイダー ~慰謝料争奪編~」より


■“モラハラ夫”に苦しむ女性を救うべく、敏腕弁護士が立ち上がる第1話

離婚問題を得意とする敏腕弁護士・美雲(高橋)は、小さな個人法律事務所を経営しながらパラリーガルの純(樋口)、フリーの調査員・麻衣香(渋谷)とともに日々離婚問題に向き合っていた。そんな美雲たちのもとに、一児の母・高遠真奈(市川由衣)が依頼にやって来る。彼女は大手企業に勤める夫の亮介(モグライダー・芝大輔)から、常に“パーフェクト”な生活を求められる、いわゆるモラハラを受けていた。そして次第に亮介のモラハラの矛先は小学生の息子・宙にまで及んでしまい、追い詰められた真奈。彼女を救うために、美雲が立ち上がる――。

第1話の見どころとして、美雲がモラハラ夫に詰め寄るシーンが挙げられる。真奈に接するときの美雲は包容力たっぷりで優しい笑顔を覗かせているが、一方で夫と対峙するときの美雲は思わず背筋がゾッとするほどの迫力を見せる。論理的にしっかりと話を詰め、決して譲る姿勢を崩さない美雲。そんな彼女の強い意志を堂々と演じた、高橋の演技力が光るシーンとなっている。
「離婚弁護士 スパイダー ~慰謝料争奪編~」より


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■麻衣香が潜入調査員として活躍!経済的DVに立ち向かう第2話

第2話の依頼人は、夫から過度な節約を求められている清川恵美(谷村美月)。はじめ美雲が「あなたは経済的DVを受けている」と声をかけた際、恵美は“節約は夫と不妊治療のために約束したことで、DVを受けているとは思っていない”と主張する。しかし、その後ある出来事がきっかけで、恵美は夫の健司(ラバーガール・飛永翼)に対し不信感を募らせることに――。

第2話で注目したいのは、フリーランスの調査員として美雲から仕事を請け負う麻衣香の暗躍。演じた渋谷はバラエティタレントのイメージが強いが、同ドラマでは少し無愛想だが潜入先ではまるで別人のようにキャラクターを変える凄腕の調査員を見事に演じている。同話では健司の会社に派遣社員として潜入し、その後恵美が離婚を決断したきっかけとなる“衝撃の事実”を突き止める。ちなみに渋谷はドラマ内でも関西弁を使用しており、普段のキャラクターっぽさも相まって親近感が湧くところもポイントだ。
「離婚弁護士 スパイダー ~慰謝料争奪編~」より


■美雲からのアドバイスを元に、夫の不倫を暴こうとする第3話

第3話では、麻衣香の従姉妹・仲郷詩織(佐藤玲)が依頼人としてやって来る。詩織は、特にこれと言った証拠はないが、夫の正樹(佐伯大地)が不倫しているかもしれないと相談すると、美雲は“特定の相手と頻繁に連絡を取り合っていないか”“靴下の裏に飼っていないペットの毛が付いていないか”などをチェックするようアドバイスする。さっそく詩織が正樹の靴下を確認すると、そこには飼っていないペットの毛が付いていたほか、夫のスマホから頻繁にやり取りのある名前を見つけて――。

同話は夫婦の大きな離婚要因の一つである“不倫”を題材に物語が展開していく。不倫夫に対峙する美雲の姿も相変わらずの迫力で、不倫を正当化しようとする夫を制裁するシーンは見どころとなっている。

「離婚弁護士 スパイダー ~慰謝料争奪編~」より

■美雲と一ノ瀬が直接対峙する第4話

第4話では、美雲のコラムを担当する編集者が、桝岡千夏(逢沢りな)を連れて美雲法律事務所にやって来る。その編集者は千夏の絵本作家としての才能に惚れ込み、創作活動を本格化させたいと思っているものの、千夏は夫・正行(ザ・マミィ・林田洋平)との“婚前契約”で生活はがんじがらめに縛られており、それが創作活動を阻んでいるとのことだった。

千夏自身、絵本作家への強い想いを持っていたが、正行に「そもそも千夏には仕事と家庭の両立なんてできない」と非難されたことでためらってしまう。美雲はそんな千夏に、「あなたを縛っているのって本当に契約なのかな?無理だって決めつけてる、あなた自身の心じゃないの?人生の主役は、誰?」と叱咤激励を飛ばす。こうして美雲に背中を押された千夏は離婚を決意するが、そこへ正行の弁護士を名乗る男から美雲へ1本の電話が。電話の相手は、なんと美雲の元夫・達也(金子)だった――。

モラハラや経済的DV、不倫など、毎回さまざまな問題を抱える夫婦が登場する同ドラマ。その一方で、かつて結婚式を挙げた直後に離婚した過去がある元夫婦・美雲と達也の確執が別途進行していく。これまでのエピソードでも回想シーンが度々登場するが、第4話からはいよいよ2人が直接対峙するシーンが描かれる。

婚前契約の正統性を主張する達也と、“行き過ぎた契約”を指摘する美雲は激しく言い争い、傍でその様子を見ていた純はたじたじ。喧嘩腰で一ノ瀬に切り込み、時々冗談を交えながら嫌味を放つ美雲と、それを受け入れながらも決して屈さず、淡々と持論を繰り広げる達也。異なる性格の2人の掛け合いはまさに“バチバチ”で、大きな見どころと言えるだろう。今後、物語後半に進むにつれて美雲の知られざる過去や達也との離婚理由がどのように明かされていくのか…という部分にも注目していきたい。

「離婚弁護士 スパイダー」~慰謝料争奪編~は、動画配信サービス・Huluで最新話まで全話配信中。さらに、セカンド・シーズンとなる「離婚弁護士 スパイダー」~偽りと裏切り編~を2025年に放送予定で、Huluでは「~慰謝料争奪編~」の地上波最終回放送終了後からセカンド・シーズンの先行独占配信を開始する。
「離婚弁護士 スパイダー ~慰謝料争奪編~」より




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