前回からの続き。私はソノカ。旦那のケイタと1歳の娘と暮らしています。私は結婚をしたらマイホームを建てるのが夢でした。私たち夫婦の経済状況ではまだ難しかったのですが、ある日突然チャンスがやってきます。私の実家が敷地内に住むことを提案してくれ、旦那の実家がマイホームの資金を生前贈与すると言ってくれたのです。私たち夫婦はありがたく双方の援助を受け取ることにしたのですが……。そこから旦那の態度がおかしくなっていきました。
私は旦那と違って在宅勤務もあるため、自宅にワークスペースがほしいです。けれど旦那は「誰が金を出すと思っているの?」の一言で、私の希望など全て却下。間取り図やカタログを見ながら楽しそうにブツブツ言っています。
私だってマイホームに憧れがあったのに……。間取りの希望だってあるし、キッチンはこうしたいとか考えているのに……。旦那が勝手に決めたマイホームなんて、私の家なんかじゃありません。そんな家に住みたいとは思えません。
私はただ自分の家がほしかったんじゃありません。自分が納得いくような間取りを考えて、使い勝手のいい愛着のあるマイホームが建てたかったのです。旦那がひとりで考えた家は、賃貸で家を借りるのと変わりません。そりゃあ、お互いの理想が違うから意見がぶつかって、どちらかを優先させることもあると思っていました。しかし床の色、ドアノブの形、そういった細かいところまでひとつも私の意見を聞かないとは思わなかったのです。
こんな状態なら、おばあちゃんの家を壊さずにそのまま住む方がマシです。私は思わず旦那に「こんなマイホームならいらない!」と叫んでいたのでした。
【第3話】へ続く。
原案・編集部脚本・物江窓香作画・なかやまねこ編集・井伊テレ子
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