北野武「よくぞ作ったな」映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』完成度の高さを認める特別コメント映像公開

北野武

北野武「よくぞ作ったな」映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』完成度の高さを認める特別コメント映像公開

11月14日(木) 9:00

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北野武が、映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を語る特別コメント映像が公開された。

本作は、古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍の復讐劇を描いた映画『グラディエーター』の続編。前作では、ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスらが出演し、アカデミー賞作品賞を受賞した。『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』でもリドリー・スコット監督が続投し、前作から十数年後のローマ帝国を描く。

いち早く劇場で鑑賞し、感想を問われた北野は、コロセウム一面に水を溜め、艦船、炎、さらにサメまで回遊させて本物の戦争さながら壮絶な海戦を展開させるバトルシーン“模擬海戦”を真っ先に挙げ「よくぞやったな。それだけでも面白い。もっと長くやってほしかった」とその完成度に圧倒された様子で語る。

古代ローマ帝国で実際に行われていたとも言われ、「イメージはよく本には書いてあるけど、実際に映像にして観ると、よくぞ作ったな、と。たまにはこのようなスケールの大きな映画を劇場で観た方が絶対良い。テレビはあのスケールは出ない。海戦のシーンやグラディエーターの闘いぶりは、デカいスクリーンで観ないとつまんない」とコメント。

自身の作品でもバイオレンスな演出を厭わず真正面から描き観客を虜にしている北野が、本作での生死を賭けたグラディエーターたちの闘いの表現について「必要な戦いの姿を出してる。無理に暴力的になってない。上手いと思う。過度な事はしないけど、わざとらしく暴力は外してない。当然のように暴力のシーンは暴力として描く。リドリー・スコット監督は、世界中の大人数の人が観るような大きい映画を作るだけあって、良い塩梅になっている」と語る。

最後は、明日11月15日(金) より日本での劇場公開を迎えるとあって、「大画面で観てほしい!今までの映画でやってないことにチャレンジしてて、映画の良さが全て入ってる。アクションも本当に楽しめる。映画の根本的な楽しみ方、観て覚えてください!」と、いち映画人としての意見を述べた。

『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』北野武コメント映像

<作品情報>
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』

11月15日(金) 公開

公式サイト:
https://gladiator2.jp/

(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.

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