【写真】憔悴した様子で取り調べを受ける尾野真千子“愛生”
柳楽優弥主演の金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第6話が11月15日(金)に放送される。同作は、柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(こもり・ひろと)と、坂東龍汰演じる自閉スペクトラム症の美路人(みちと)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子(佐藤大空)との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。完全オリジナルストーリーで描かれ、温かなヒューマンドラマと、先が読めないスリリングなサスペンス展開が心地よく絡み合っていく。
■平穏に暮らす兄弟が“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス
洸人の職場の後輩・牧村美央(まきむら・みお)役にはTBSドラマ初出演の齋藤飛鳥が決定。また、洸人の職場の同期・貞本洋太(さだもと・ようた)役で岡崎体育、美路人が働くデザイン会社のデザイナー兼CEO・船木真魚(ふなき・まお)役で平井まさあき(男性ブランコ)、美路人の同僚の自閉スペクトラム症のアーティスト・小野寺武宏(おのでら・たけひろ)役で森優作が出演中。
さらに、小森兄弟とライオンを監視する不穏な青年X役に岡山天音、小森兄弟を昔から見守る定食店の元店主・吉見寅吉(よしみ・とらきち)役にでんでん、洸人たちに近づく週刊誌記者・工藤楓(くどう・かえで)役に桜井ユキ、山梨県警の刑事・高田快児(たかだ・かいじ)役に柿澤勇人、情報を売るスナックのママ・須賀野かすみ(すがの・かすみ)役に入山法子、楓の後輩記者・天音悠真(あまね・ゆうま)役に尾崎匠海(INI)が配役。
そして、“ある事件”に大きな関わりを持つ人物・橘祥吾(たちばな・しょうご)役の向井理、小森兄弟の母親・小森恵美(こもり・えみ)役の坂井真紀、洸人の幼少期を演じるドラマ初出演の大角英夫、幼少期の小森兄弟に関係するキーパーソンとして登場する宮崎優、洸人と美路人の異母姉弟の姉・橘愛生(たちばな・あおい)役の尾野真千子らが脇を固める。
■これまでの放送では――
市役所に勤務している洸人(柳楽)は、自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東)と2人で凪のような平穏な日々を過ごしていた。両親を早くに亡くしてからは、常に弟のルーティンに合わせ、同じ時間に起き、家を出て、市役所の仕事を終え、デザイン会社で働く美路人を迎えに行く生活を送っていた。
そんなある日、兄弟の前に突然「ライオン」と名乗る男の子(佐藤)が現れる。家に上がり込み「ここで暮らす」と言うライオンに、美路人はパニックになってしまう。洸人は変化が苦手な美路人のため、そしていつも通りの日常を取り戻すため、ライオンを警察に保護してもらおうと考える。
しかし、ライオンから渡されたスマホに「じゃあ、あとはよろしく」と差出人不明のメッセージが届き、そのメッセージから、幼少期に数年間だけ一緒に暮らしていた異母姉弟の姉・愛生を想起。さらに、ふとした瞬間にライオンの体にあざがあることに気が付く。
その頃、山梨では、祥吾(向井)が必死の形相で、妻・愛生(尾野)と息子・愁人(=ライオン)(佐藤)の行方不明届を提出していた。次第にそれは、“母子行方不明事件”として世間で取り沙汰されるようになる。
そんな中、天音(尾崎)が新宿のキャバクラで働いている愛生の隠し撮りに成功。報告を受けた楓(桜井)は、「愛生が生きている」と独占記事を掲載する。愛生の生存がバレたと知ったX(岡山)は、愛生に今いる場所からすぐに逃げるよう指示する。
翌朝、愛生の事情を知りたい洸人は楓に連絡を取る。高田も記事を頼りに新宿のキャバクラを訪ね、愛生を追うことに。
一方、東京の出版社から絵の仕事が舞い込んだ美路人は、船木(平井)と一泊で東京出張へ。洸人がライオンと2人で過ごす夜、突如洸人のスマホに「会いたい」と愛生からメッセージが届く。
洸人は愛生の事情が分からない状況でライオンと会わせるべきか迷うが、母親に会いたがっているライオンの様子を見て、美路人とライオンと3人で指定された場所まで会いに行くことを決意する。
■第6話では――
洸人は、美央(齋藤)がなぜ遊園地にいたのか、なぜライオンを抑え込んだのか状況が飲み込めない中、傷ついたライオンと共に家に帰る。
翌朝、職場で美央に事情を聞こうとするがそこに姿はなく、彼女のアパートを訪ねることに。しかし、「私からは、話せなくて」と拒絶されてしまう。
一方、警察に連行された愛生は、息子・愁人を殺害したとほのめかす。そのニュースを知った洸人は明らかなうそにますます混乱。さらに、追い打ちをかけるように、ライオンのスマホに再びメッセージが届く。
翌日、指定された場所に行くと、ある人物が洸人を待ち受けていた。そこで、美央が起こした行動の理由と、愛生とライオンのこれまでの驚愕の事実が明かされる。
――という物語が描かれる。
■明かされる“あの日”のすべて――それぞれの過去が重なり出す
公式HPなどで公開されている予告動画では、ぬいぐるみを放り投げ「ママ、どっか行っちゃった…!」と嘆くライオンの姿や、取調室で「あんな毎日から、いい加減逃げたかった」と供述する愛生、「ライオンはすごい冒険をしてきたみたい」と話し、「ここまで本当によく頑張った」とライオンの頭をわしゃわしゃとなでる洸人の姿などが描かれている。
また、墓前で手を合わせ「過去に自分がしたことを償えるのかなって」と話す美央や、「世間の目から子どもを隠してほしい」と語るXの姿もあり、それぞれの過去が明かされようとしている。
一方、祥吾は「なんとしてでも愁人を見つける」と静かに息巻き、「なんかやばいことになってんじゃない?」と心配する貞本(岡崎)の声も。ラストには、洸人が「僕とみっくんでライオンを守る。約束」と強く決心し、3人で指切りする姿も映し出されている。
第6話放送を前に、SNS上では「どんどん核心に近づいてる」「美央は何者?」「Xの声が震えてるのが気になる…」「洸人と美路人、ライオンくんを頑張って守ってくれ」「最後はママとライオンくんが幸せになってほしいな」といった声などが上がり、話題となっている。
金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」第6話は、11月15日(金)夜10:00よりTBS系にて放送。
※宮崎優の崎は正しくは「立つ崎」
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