【動画】爆発に巻き込まれた中村俊介“加勢”、その手口が10年前の警察官連続殺人事件と酷似
反町隆史と杉野遥亮がW主演するドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD、TVerにて配信)の第6話が11月12日に放送。中村俊介演じる捜査一課課長・加勢英雄の、妻との切ない過去と衝撃のラストが反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)
■昭和刑事と令和刑事がバディを組み“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑む
本作は、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019年、日本テレビ系)や「ジョーカー 許されざる捜査官」(2010年、フジテレビ系)などを手がけた脚本家・武藤将吾氏による完全オリジナルストーリー。反町と杉野が凸凹バディを組み、“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント。
反町が人情に厚く“捜査は足で稼ぐ”がモットーの昭和刑事・飛鷹千寿を、杉野がクールでタイパ重視の省エネな令和刑事・不破利己を、中村が捜査一課課長の加勢英雄を演じ、白石麻衣、前田旺志郎、有澤樟太郎、青木さやか、三浦リョウ太、橋本じゅん、宇梶剛士、平山祐介、観月ありさらが出演。主題歌はKroiの「Jewel」となっている。
■中村俊介“加勢”、11年前に起きた副総理暗殺事件の再捜査に同行
「飛鷹千寿(反町)を始末しろ」。スマホに届いたメッセージを見た加勢(中村)は、射撃練習場らしき場所でライフル銃を撃っていた。的のド真ん中を撃ち抜く中村の腕は確かなようだ。その表情は険しくもある。
11年前の副総理暗殺事件のタレコミ情報が入ったオクラに、珍しく再捜査のゴーサインを出した加勢。捜査に出ようとする千寿と利己(杉野)を呼び止め、自分も行くと3人で事件が起きた料亭と副総理宅へ向かった。
すると、副総理の息子で秘書をしていた揮一(簑輪裕太)の部屋から「全部、高見刑事のせいだ」という紙が出てきた。揮一は副総理が亡くなった原因だと言われていた常備薬を手渡したとして、世間から容疑者扱いされ、事件の1カ月後に自殺していた。
高見刑事とは公安部の高見大地(高杉亘)で、千寿と加勢の先輩。加勢は高見をよく知っていると言い、高見が副総理と個人的なつながりがあるという噂があったことや、公安に行く前に交通捜査課にいて、加勢の妻・明日香(芳野友美)が亡くなった交通事故を担当していたことがわかる。
千寿らが証拠ねつ造に着手するなか、加勢が誰かと電話で「ちゃんと手は打ってある」「この件が片付いたら、例の計画、推し進めますから」と話す。電話を切った加勢が服についた汚れに気づき、生前の妻とのことを思い出した。ジーパンと白いシャツを一緒に洗った加勢に苦情を言うも笑顔を見せる明日香は、もういない。
■中村俊介“加勢”、反町隆史“千寿”に止められるも今の道を断行
オクラメンバーによって料亭の庭から証拠が見つかったが、それは千寿が準備したものとは違っていた。千寿は加勢を呼び出し、証拠をすり替えたか問い詰めるが、加勢はとぼける。真剣な表情で「今ならまだ引き返せる…」と言う千寿に、自分を止められるのは妻の明日香だけだと言い切り立ち去った。
副総理暗殺の容疑者となった高見から呼び出された千寿は、利己と共に指定された場所へ。そこで高見は、加勢の妻を車でひいたのは副総理の息子・揮一で、その隠蔽をやったことを告白。そして副総理殺害は「お互いの利害が一致した結果だ」と続けていた高見が、突然銃撃された。その現場近辺の建物の屋上には、ライフル銃を持つ加勢がいた。
11年前、副総理を毒殺したのは加勢だと気づいていた千寿は、加勢と再び2人きりに。利用されていたのではと問い、知っていることを教えてほしいと話す。加勢はしらを切り通そうとするが、妻の交通事故死へのやりきれない思いを吐露し、魂を売ったと告白。そして千寿から「HIDE & SEEK」のファイルを奪い取った加勢は、誰かに呼び出された。
約束の場所に行った加勢は、爆弾を目にする。逃げる間もなく爆発に巻き込まれた加勢は、「これで、やっとそっちに行ける」と妻・明日香を思い出す。千寿に正義はドブに捨てた…と話していた加勢が、「ドブになんか、捨てなきゃよかった」と言い意識を失った。
■中村俊介“加勢”の切ない過去と衝撃のラストに「言葉にできない」の声
加勢の切ない過去に「加勢さんの過去切なかった」「冷静どころか頭から突っ込んでくタイプの人でしたね…そして自分自身の思う正義を貫き通す人でしかなかったじゃん…」「進む道が違ってしまったと千寿さんに背を向ける加勢さんが悲しかった」「加勢っち…やだ…序盤からこんな過去エピ流されたらますます好きになっちゃうじゃんって思ってたら、途中からフラグ立ちまくって案の定」などの声があがる。
さらに「『これでやっとそっち(奥さんのところ)に行ける…』って、奥さんのこと本当に大好きだったんだね」「加勢まさか退場するとは思わなかった…衝撃すぎて、言葉に…できま…せん…」「加勢さん…。もう嫌味ーズ見れないのつらすぎる」「加勢さんは最期に悔いていた。やっぱり正義感の強い人だったよね。洗濯物…愛する人との暮らし。普通の日常の尊さ。色落ちや手洗いにも何かヒントがあるの?」などと衝撃のラストに悲しむ声や考察も過熱し反響を呼んでいる。
※「三浦リョウ太」の「リョウ」の漢字は「僚」の「にんべん」を「けものへん」で表記
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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